一人旅も、とうとう温泉に泊まるほど。
一人で泊まる毒沢鉱泉・神乃湯
2006年6月17日(土)-18日(日)
一人でドライブしてばかりの自分。
たまに、日帰りでなく一泊にすることもあるけれど、地方都市のホテルだったりテント張ったり。
温泉宿で一人泊まるなんて、自分でも思い切ったことをしたものです。
中央自動車道を中津川で降りて、一路木曽路を北上ですが、今日は、早朝出発だけはあり時間に余裕があります。
まずは、中津川旧市街の散策。

にぎわっていません。
中津川駅前にある閉鎖してしまったダイエーのビル。
名古屋で言ったら、名古屋駅松坂屋のような場所に位置する一等地なのに、幽霊ビルです。

中津川は恵那と違い空襲に遭ったのか、駅前の道路も広く
町が明るい。人通りも恵那よりは多く、活気があります。

それでも、駅前のダイエーは存続ができなかった。

中津川の旧市街、小一時間のブラリ歩き。
どの方角を見ても、道の向こうに山を見ることができる。
とくに南にそびえる恵那山の雄大さは格別です。

この町は、栗きんとん発祥の地。
和菓子屋さんも多いです。

東、もしくは北東を向いていた木曽川も、
この町から角度を一気に北側に変え、高度を上げていきます。

木曽路を北上したついでに、開田高原方面に寄り道。1335mの地蔵峠から御嶽を望みます。
←唐沢の滝。落差100M この滝は看板はあるものの、全く観光地化されていなく、
どこまでも滝に身を寄せることができる。

つづいて訪れた先は、木曽福島町にある二本木温泉。感激の初対面。
この温泉は鉄分の茶色が目くらましになりますが、
よく覗くと、常識では考えにくいほどの二酸化炭素濃度。源泉かけ流しだし、名湯です。


このあと、国道19号まで戻り、塩尻のワイナリーまで寄り道はしませんでした。
塩尻のワイナリーではワインの一升瓶を6本買いました。そして、諏訪に来たなら当然お参りする場所として、諏訪大社秋宮。
いつ訪れても荘厳な木造建築。全国にある諏訪神社の総本山。御柱でも有名ですね。
つづいて、諏訪大社・春宮のちかくにある
万治の石仏。

ガイドブックには必ず載っている、石仏。
しかし、その後姿はまず載ることはない。
って、ことで後姿も撮影しました。

すぐ近くまで、民家があり、
小さな田んぼの真ん中に、
デンと座っています。

しかし、農民はぎりぎりまで
耕作したいのでしょう。

取り囲むように稲が植えており、
図体はデカイけれど、敷地面積は
優遇は図られていません。

田んぼに浮かぶ石仏です。


今回初めて、諏訪大社春宮を訪ねたのだけれど、
諏訪様式というのか造りが秋宮と同じで驚いてしまった。
毒沢鉱泉で泊まるのは、今回で三回目。
日帰り湯の利用は、2-3回はあります。諏訪は大好きな町。
毒沢鉱泉・神乃湯がある限り、年に一度は訪れる年中行事です。

諏訪の町での行動も決まりつつあります。
町の温泉である児湯に浸かり、道中の汗を流す。
西友によって、もろもろの嗜好品を買う。
そして塩羊羹で有名な新鶴でお土産用の塩羊羹と
宿で食べる和菓子を購入。

そして、何回目かの本陣に。
さあ、待ちに待った神乃湯です。僕は、宿にはなるべく早く入り、ノンビリに徹する主義なので3:30頃にチェックイン。

もともと湯治場だった温泉なので、一人でも市中の温泉宿に比べて違和感はない。また泊まりにいくでしょう。
早い時間のチェックインは、お湯も独り占め。湯船はこれ一つなのですが、これに惚れ込んでいるのです。
実は、一人旅の毒沢で青天の霹靂。
僕は、毎年、こっちの友達三人と温泉旅行を楽しむのですが、
前年の12月、毒沢に泊まったのです。

一人部屋で、ゴロゴロしていたら、メールが一通。
「今、神乃湯??」 確かにmixiでその旨を書いたけれど、
こんなメールよこします??

「神乃湯だけれど、どうして??」と返信したら、
彼もまた神乃湯に滞在してるのです!!

12月の宿泊に気を良くて、今日は会社の同僚を連れての宿泊だと。
ウーマン号は、あまり走っていないので、車から判別したそうです。

翌朝は、9時前には宿を出て、どこにも寄らず、一般道を名古屋まで。
朝の早い段階で、帰路につくと、13-14時には家でノンビリできます。

例え、遠くに旅したとしても、
日曜の昼過ぎに部屋でノンビリできるのも
とても大切なこと。

温泉宿でノンビリは、本当にノンビリした思いで帰宅できました。