日本で一番高い煙り
復活の御嶽山頂噴気活動
2007年6月23日

6/23は世界ウーマン節。私、ワンダー・ウーマンの誕生日。
そんな週末は、去年の年末に眠りから覚めた御嶽山の山頂付近での噴気活動が本物か
この目で見たく、今年最初の本格登山。
下山後は、恒例の諏訪は毒沢鉱泉でのプチ湯治。

すっかり忘れていた車検の駆け込み点検で、誕生日というのに代車で、しかもトヨタのvitz。
良くできた車ではありますが、ウーマン号とは比較の対象は無理ですから印象を述べると
加速などのパワフルさ、高速安定性に物足りなさを覚える程度の出来栄えでした。

暖冬だったのに、4月の冷え込みと空梅雨の影響で残雪が多いとのこと。アイゼンないのですが、大丈夫かしらん?
御嶽山には何度も登ったことがあり、今から4-5年前は山頂部の「八丁ダルミ」で噴気活動を見ることもできました。
ところがそれ以降は、噴気も収まり、数百メートル下方の地獄谷でしか噴気を見ることもできず
活火山のイメージが薄らぎつつあり残念に思っていたのです。
ところが、去年の12月から活動が活発化し、再び山頂部で噴気も見られると気象庁のHPで知る。
この登山は、誕生日の記念という意味合いは全然なくて、ただ単に噴気を見てみたい、それだけのことなのです。

前夜、金曜の夜に家を出て、車中にて仮眠。
雪が無くなれば「一口水」がある辺りは大雪渓。何百メートルと登ります。
山頂に見える山小屋は「王滝頂上」3000mを若干下回ります。
御嶽山は複数の火山の融合体で山頂部がデカイ。似たような構成の山は乗鞍にも言えます。
登ってみたら、さらに最長部が現れる、そんな感じの山です。

おそらく日本で最高所の噴気活動と思われます。標高は目算で3000m。
このあと下山して、一時は財政難から閉鎖に追い込まれたものの、
有志により復活した名湯である「王滝の湯」で汗を流す。

金曜夜発は偉大です。こんな大イベントをこなしたのに、
僕は南下して名古屋には戻らず、さらに北上をし諏訪を目指す。

それからは毎度のコースを辿って旅館にたどり着くのですが
今回は、地元AM局を聞きながらの北上。

最近、ローカルな風情って大好きなんです。
毒沢鉱泉は年に何度も泊るので全く新鮮味はありません。
ただ僕にとっては、泊れば泊るほど落ち着く感が増し
心身のプチ湯治には最高の場所になっています。
よって、目新しさが無いので、旅館での写真はありません。

左のソースカツ丼は、帰りに伊那市の田村食堂によりまして
絶品を戴きました。

このソースカツ丼を食べるだけでも、僕は北上することができます。