煙昇って、一安心
御嶽山

2008年8/1-2
お盆の大型山登りに備えて、選んだ先は、毎度毎度の御嶽山。
火山は大好き。そして3000mの山。
ガソリン暴騰の今、手近に存在する御嶽山には、いつにも増して依存する。

今回は、一つドキドキを添える。
金曜夜発。
仕事終わってからウーマン号を走らせ、日付変わる30分ほど前に田の原駐車場。
そこにテントを張って寝るドキドキ。

とにかく風が強かった。設営に四苦八苦。
地面の底から伝わる冷気。
アルミマットやウレタンマットを二重三重に敷いても伝わる冷気に、屋外のドキドキを感じます。

翌朝、カメラのCCD内の汚れが気になり、無謀にも機材なくあの手この手で汚れ飛ばしに挑戦。
それでも残る汚れ。出発が30分も遅れてしまった。

信仰の山・御嶽山。
左の大崩壊は長野県西部地震で発生した大土石流の痕跡。
この量は凄まじく、川を堰き止め湖を作ってしまった。
ただ、歴史は浅く、その湖に名が付くほどの人の介入がない。
未だに「自然湖」と味気ない名称で呼ばれる。

上高地・大正池の立ち枯れの木は土砂の堆積が進み、ほとんど姿を消し去っていますが、
この自然湖には、ずらりと立ち枯れの木が存在し、独特の景観を醸し出しています。
歴史が浅い、独特の景観。



左に日本最高所の噴気。そして右に最高峰の剣が峰。
御岳の噴気活動は、この向こうの地獄谷が有名ですが、二年ほど前、数年間の沈黙を破り山頂部での噴気活動を再開
御岳の醍醐味は、まさに山頂で見るガス。
それが今年もあるのかと再確認の山登り。安堵しました。


下山して、村の食堂と温泉へ。
温泉では村の役所で務める青年と話に興じる。
何事も最初の一言が肝心ですね。

やはり金曜夜発は偉大です。
日曜は、のんびりお疲れ休み。