大鹿村と、飯田で過ごす地方都市の夜
2009年5/9−10


下栗の里を後にして、南アルプスエコーラインを利用して、しらびそ高原へ。
さすがに、芽吹いてもいません。1800-1900mの世界です。

ここから、まっすぐ飯田に向かうのも良いのですが、
今回は地蔵峠を利用して大鹿村へ。

酷道152号。
途中、安康露頭に立ち寄る(翌日も行く)
内帯と外帯。
異なる大地が接触する、その瞬間を見ることのできる貴重な光景。
中央構造線の露な場所。だから、露頭なんですね。

足元を見ると、どう考えても石炭と思われる炭化した岩石がゴロゴロ。


大鹿村の夕暮れは、一人も手伝って、なんか寂しい。
ここは南信州最大の都市、飯田でホッとしなければ。

まずは、飯田で、温泉を。
それからチェックインしてブラリ歩き。
美味しい小料理屋を発見。
飯田で過ごす地方都市の夜は、とても楽しい時間になりました。
(↓名誉のために言いますが、一人分ではありません)


翌朝、また大鹿村に行く。
南信州の魅力は、雄大な自然美はもちろんのこと、
食材の魅力かもしれません。

手の込んだ地の物を、ゆっくり味わえる。

粗食のカテゴリーに入るのかもしれませんが、
名古屋でそれを求めたら、高級食材の競演。

南信州で、のんびり過ごすということは
都会の過食を戒める、一種の治療プログラムだと僕は思っています。