中央線情緒の旅
2011年9/24-25


毎週末の陶芸から解放されたいと言うのも
心の3割程度の意見なのです。
たまには野党の意見も聞かないと国会ストップしてしまいそうなので
気ままな秋旅行を楽しみました。

//電車一人旅// 青空フリーパスというお得切符を紹介されたのが2-3日前で、
4:30に起きまして風呂に入って目を覚まし始発の地下鉄で名古屋駅まで。
6:12の中津川行の始発は切符の購入とかを考慮すると、100%駆け込み乗車。
ここは贅沢に木曽福島まで特急しなの一号の指定席を。

名古屋の次は金山だと思っていた。ところが市内で停まるのは千種のみ。
たしかに千種ではたくさん乗り込みますが、千種も名古屋も東山線では東西の同一線上。
それなら南北をカバーする意味合いから金山に停まるべきだと思うのですが、そうではない。
この動きは財力ある人たちのための最寄り駅に停まる、それ以外に考えられないのですが。

指定席取ってよかった。

青空に車窓を楽しんだり本でも読もうかと思いましたが、ダメですね、深い眠りに。
気がついたら上松の少し手前。上松⇒木曽福島、次の駅だし、頭もはっきりしないまま、
忘れ物がないことを確かめ下車する。驚きの寒さ。朝は風呂に入って目を覚まし、
木曽では朝の冷気でしゃきっとする。 

今回の旅は、多治見にホテルをとっているだけであとは全く自由。
木曽福島から適当に南下する「つもり」を変更して80分後の鈍行で奈良井まで。
その間、福島の町をブラリ歩きし、足湯に浸かる。
木曽川を前にある足湯で、その境にあるガードにラミネート加工を施した丁寧な作りの「広告」が目につく。
ところが広告とは反対の花●製品不買の訴え。
2のチャンネルを見る人は、●王不買はフジテレビの寒流偏向報道とセットに記憶していると思いますが、
彼らを右翼とすると、草の根の活動をしている事実に、
以前とは明らかに潮の流れが変わったと見てとれるのです。
のんびりして地方紙まで買っていたら、駆け込み乗車の大失態。

奈良井。何度も訪ねる宿場町。連ドラの影響でしょう、多くの観光客で賑わっていました。
僕は歩いて戻って、その途中、コーヒーだけ飲み、
薄いのにようやくのことで「千曲川のスケッチ」を読破するのでした。  
今から思うに、この時間が一番良かったような気がする。

そして再び木曽福島に戻る。
車中、2冊目になる「夜明けまえ」の上巻を。木曽路は全て山の中から始まる幕末の物語は、
知った地名も多く、とても面白い。

木曽福島では某有名店で蕎麦を食べるために待つ。
待っている間に福島の酒蔵が秋の開放で試飲もできると聞き馳せ参じ、酔って戻ってみるものの、
まだまだ時間を要すると。。。結局、自ら撤退して福島のパン屋で田舎風味のサンドウィッチを食べる。
大吟醸も特別価格という事で2本も買いました。

再び福島の駅に戻ってからは、中津川行の鈍行。
なんか寝たり起きたり。やはり朝早いのが堪えるらしい。

中津川では40分ほどの滞在時間でしたが、駅前の「にぎわいプラザ」という廃墟ビルの再利用。
その観光案内所兼直売所で栗きんとんを三つ買う。

16:15、多治見のホテルにチェックイン。
便利さと安さを兼ね備えたホテルですが、僕の部屋はなんか匂うのですよ。。。。
科学煙りで虫退治の残り香が。これには参った。。。。

夕食は、多治見を徘徊したものの、いまいちピン!と来なかったもので瑞浪に行き、丼ものを。
こうやって適当なところで降りたり戻ったりできるのもフリーパスの実力。
再び多治見に戻って、以前チャレンジしたものの見失ったお店たどり着く。
お摘みと3杯飲んで宿に戻る。
前回の多治見と違って暴飲暴食ではなく、翌朝の顔が腫れぼったい心配もない。





//松茸// 朝から恵那に行く。
毎年、秋の初めにニュースで見る光景に恵那市で道路に長くu字溝を並べ炭火を熾し松茸を焼く、
そうアレですよ。そのアレとは「みのじみのり祭」と言うらしい。
とにかく並ぶ並ぶ。40分ほど並んで、一人2箱までという制限の秋の味覚箱を2つ買いました。
その場で焼くには一人は何かと不都合なので、それは家に持ち帰るとして、
アレコレ別な地元の味覚を食いまくる。
味を競うハヤシライスをいくつか。松茸ごはんも。

それから名古屋に戻って、3:30ごろから昼寝をする。
涼しい過ぎる風が通り過ぎ、寝つきは上々。
ベッドと外気の気温差が激しいのって僕は好きなのです。


長い3連休も終わりました。
明日からは通常のリズム。
須らく最善の形で解決することに心から感謝して。