秘湯巡りの行き着く果ては?
長野県に存在する別世界
大町市・湯俣温泉
2005年6月11日-12日の週末は
リンク先であり、旅のプランナーの第一人者でもあるTARO先生の
お誘いを受け、名古屋からはNヤ君と僕。そして上諏訪駅では
かぼっちょ君と合流しまして、諏訪湖周辺や大町温泉・湯俣温泉など
巡りまして、実に味わい深い週末を堪能することが出来ました。
6/11(土)は朝の8:30過ぎに名古屋駅にて
TARO先生とNヤ君をウーマン号にて
お迎えに上がりました。
朝の早さも手伝って、行きの高速はさほど
飛ばすことなく時速100キロ前後のウーマン特急。
ただ、昨日一昨日が入梅宣言でしたので
土曜の空は雨が降ったりやんだりの繰り返し。
遠くに残雪の残る中央アルプスとかの眺望は
全く望めれませんでした。
上諏訪駅には11:30過ぎに到着。時同じくして
カボッチョ君が関東からやってきました。

諏訪では諏訪大社秋宮を拝観したあと、
下諏訪の町を一回りしてお昼ご飯と
塩羊羹で有名な新鶴に立ち寄りました。
町のあちこちに温泉が。
                     アッチチッ
僕達が最初に目指した温泉は毒沢温泉神乃湯。
ここの湯は戦前、売薬許可が出るほど効能が高く、
今でも湯治を目的として訪れる人が絶えません。
実は以前、訪れたことがあり、是非とも再訪したいと
思っていた温泉でありまして、空はどんより
曇り空でしたが楽しい再会を果たせました。

鉄が酸化する以前の風味でしょうか
ここの湯は飲泉も可能で何とも言えぬ味わい。
どちらかというと独特の甘味を感じることが出来ます。

以前のレポートでも僕は甘味に驚いています⇒
毒沢の湯を上がって、「さて、どーするこーする?」と
今後の予定を話し合う。見上げればビーナスラインは
雲の中。ここはおとなしく大町に向け進路は一直線に。
あちこち巡ることなく夕方の4時前にホテルに着くのも
ゴロゴロ出来て、それはそれで面白い時間でした。

大町温泉は単純泉でして、湯に驚いたり感激することは
ありませんでした。 ただ、久々の大型温泉宿で泊まる
休日に何か全体として心躍るものを感じるのです。

楽しみな料理は美味しかったです。
この日は何故かどんなに酒を飲んでも酔いませんでした。
毒沢の効能でしょうかね???
◎◎◎ところがどっこい。日曜は快晴◎◎◎
入梅したばかりなのに、これには驚かされました。

湯俣温泉へは高瀬ダムから8キロ上流に位置します。
そうは申しますが、勾配差はほとんどなく実に歩きやすい。
ベラベラ喋ってもちっとも疲れないっ!(行きの話し)
ここは東京電力が管轄するエリア。
高瀬ダム手前6キロに車止めがあり、
そこから先はタクシーのみ通行が可。
高瀬ダムの堤で記念写真を撮ったら、
いきなり一キロあるトンネルを潜ります。
一人だと精神にきついトンネルです。
因みに高瀬ダムは黒部ダムの3倍もの
発電能力があるそうです。

美しい景色の連続に何度も立ち止まり
感嘆の声と写真撮影

ダムの堤から4キロがダム湖半沿いです
ダム湖の幅が狭くなってきました

新緑が実に鮮やか
鶯とヒグラシが同時に聞こえる楽しい登山道

途中、何度か休憩も入れて
全く疲れも知らない往路です

だいぶと川幅も狭くなりましたが
それでも川沿いに進みます。
湯俣温泉は簡単には人を寄せ付けないのです

これより先は火山性の地形が顕著になって現れます
その素晴らしき湯俣温泉は次のページ

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