平成31年4月 avril.2019


le 30 mardi 火曜日
//平成大晦日//本日をもって平成も終わり。もちろん僕は昭和から平成も経験していますが、あの頃は昭和天皇の崩御をいつ耳にするのかと、国民揃って待機していたような感もあり、改元の記憶というより昭和天皇崩御の時の記憶が鮮明であり、その日は特別に悲しむ日でもありました。

さて、本日も陶芸。朝から施釉して窯詰。そして改元の窯。
10連休4日目ですが、4日間陶芸に専念。実は未だに一円も使っていません。本日も敷地の外に出てもいません。僕らしい平成最後の日。

明日からは令和。一つの時代を駆け抜けた達成感というのを感じています。駆け抜けるということ。大いなる区間の最後の瞬間に到達し、次に行くこと。人生で言うと定年のその日の感覚に似ているのでしょうか。

思うところはたくさんありまして書ききれない。まずは天皇陛下・皇后陛下に感謝の念を思い、寝るまでの少しの時間、座禅をしまして平成を納めようと思います。



le 29 lundi 月曜日
//三連休で言ったら最終日//今朝は7時から。若干の細工物を。昨日の大物と言い、曇天だし、乾燥が気になったので、とりあえず窯に詰めて75度に90分かけての乾燥のためにショート窯焚き。それから通常の素焼。昼から瀬戸にでも行こうかと思いましたが気力も体力も尽きていたので見合わせ。明日は早くに起きて窯出しして施釉。そして本焼き・改元窯。

10連休も3日消化しました。この間、一円も使っていません。多分、明日も明後日も。


le 28 dimanche 日曜日
//6時から23時まで//昼寝1時間に、その他の休憩は45分くらいかな??
あとは、ひたすら陶芸。大物も4点ほどつくりました。あとは明日に少し程度の作陶と素焼き。ああ、疲れた。


le 27 samedi 土曜日
//浄化//朝から野菜しか食べていません。生の玉ねぎを沢山食べて血液をサラサラに。それでもニンニク臭いし血はドロドロしていると思うし、そもそも尿が臭い。汚れとる!!!!!

連休初日。朝から陶芸。改元窯に花を添えるためにも、特別な土を使いました。ほら貝の土。これが水簸もせず、そのまま使えるから驚き。もぐさ土のような風合い。


le 26 vendredi 金曜日
//三件//平成最後のお勤めを終えて、三件梯子。血液ドロドロ。肉ばかり酒ばかり。明日から10連休。


le 25 jeudi 木曜日
//初期投資//10連休に備えて現金もATMでおろす。ところが前半は陶芸三昧(後半は未定)で、これは没頭すると敷地の外にも出ないという徹底ぶり。陶芸は、初期投資に車一台分からの金額は要しますが、作ってしまえば、一通り原材料を仕入れたら、あとは、数か月に一度、新しい材料を手にするとか補充する程度なので、格安も格安。以前は愛知県陶磁美術館で作陶していましたが、あちらも格安ですが、それよりも格安。

作業場を構える時、孤独は受け入れざるを得ないと思っていましたが、確かに誰とも話さないのですが、全然苦にならない。


le 24 mercredi 水曜日
//平成という時代は//高校の頃、平成になりました。鮮明な記憶は社会の先生が私見として昭和天皇の戦争責任の有無について述べられたこと。それより以降の思い出は平成。

そう考えると昭和47年生まれの僕にとって、昭和の記憶の2倍が平成の記憶。駆け抜ける長さを実感します。


le 23 mardi 火曜日
//10連休の予定は!??//誰も聞いてくれないので答えますが、27日から5/1までは陶芸一筋。4/30-5/1の改元時に窯焚き『改元窯』をします。そのための特別な銘を彫った器づくりに忙しいのです。

今晩も作りました。昨日も明日も。


le 22 lundi 月曜日
//平成も、あと4日の労働//そんな意識は、今日までありませんでしたが、平成のうちで働くのは今日を含めて5日。月日の流れで、日本人だけが味わえる大いなる区切り。2000年の記念とか西暦一本だと区切りが長すぎる。日本人は一生のうちに2-3度経験するのだから、なんて素晴らしいのでしょう。


le 21 dimanche 日曜日
//終日陶芸//今日は朝早くから夕食まで。

明日から5日働いたら10連休。僕の過ごし方は決まっていますが、皆さん如何して過ごすのだろう!?? 旅行ばかりしている人は、また旅行なの!?? 暇だとか退屈だとか、そういう思いをしなければ良いのですが。


le 20 samedi 土曜日
//名駅・栄に次ぐ//浜松に行きました。大浜松。駅前と隣接する鍛冶町辺りが中心街。さて、この大浜松の発展ぶりを名古屋に持ち込むとしたら、名駅にも栄にも及ばないが、金山以上なのは確実。名古屋に持ち込めば第三の都心になる規模です。早く23号バイパスが全線開通しないものか。アレができたら、電気自動車だし、浜松は快適で格安の旅先。


le 19 vendredi 金曜日
//早く寝よ//明日、早起き出来たら浜松へ。帰宅後、洗車だけはしました。黄砂が酷い。


le 18 jeudi 木曜日
//歯医者//久しぶりの虫歯の治療。フッ素歯磨きしても虫歯になるのですね。


le 17 mercredi 水曜日
//浜松に行くとと思う//土曜日は浜松の古本屋に行くと思う。そして天錦で天丼。この気晴らしもパターン化している。ここの古本屋は趣味が良いのだ。


le 16 mardi 火曜日
//今日は二時間//帰宅後作陶。さて、次の週末は瀬戸で陶祖祭り。年に二度ある陶器祭の小さい方です。今年はたぶん行かない。

今から8年と少し前、僕に陶芸の火が付きました。あの時以来、週末は作陶ばかりで、たまの息抜きは陶器祭に顔を出すこと。確か、陶祖祭りもかなり楽しみに行った記憶があります。ただ、基本と作陶で、それ以外の過ごし方も陶磁美術館巡りとか陶器祭とか、陶芸関連なのですよね。この時期、毎週のように斜面集落探訪をしていたのは、もう10年近く昔のことになりました。


le 15 lundi 月曜日
//暑くもなく//寒くもなく。そして蚊もいない。5月になって2週間もすれば、蚊は発生する。この時期は本当に貴重。 今週は平日も作陶。本日も3時間ほどしました。

さて、片付けですが、小さなバケツの水で、とりあえず全てを洗う。このバケツの底には粘土が沈殿する。その後、清水で洗うのだが、これは庭の水道で洗う。時期が時期だと、この時、大量の蚊に襲われる。


le 14 dimanche 日曜日
//粘土大目に//さて、次の窯は特別の窯。平成に焚いて令和に取り出す改元窯。
ふだんは、軽量化にも心掛けてねそれが歪みの原因にもなりましたが、おめでたい窯ということで粘土は贅沢に使って立派なものを。

と、意気込んで朝から作陶しましたが、分厚く作れない。納得いく成形のラインは、やはり攻め込んで攻め込んだ先。分厚いと、まだ攻めれる余地があると攻めてしまう。

結局、薄い作りが多くなりそうですが、おめでたいものを作ろうかと思っています。


le 13 samedi 土曜日
//レベルの高さよ//本日は、たじみ陶器祭に出掛けました。多治見は瀬戸と双璧の陶都。それぞれに年に二回陶器祭をします。多治見は春と秋。瀬戸は春と夏の終わり。多治見は春がメインで瀬戸は夏。

さてさてさて、多治見最大の陶器祭に行ったのですが、今年に限らずなんてレベルの高いことか。それは市之倉を含めて言っているのですが、瀬戸よりもはるかに素晴らしい。

ここで多治見市のことを言います。数年前にも言及していますが、多治見市は数か所ある壁を乗り越えています。

①市内に大きな川が真ん中に流れていて、そのどちらも栄えている。
②駅の表も裏も、どちらも栄えている。整備されている。
③旧市街と国道沿い、どちらも栄えている。

多くの地方都市は、①②③のどちらかは廃れているのです。多治見は、同心円状に満遍なく栄えているので、これは実に素晴しい地方都市の姿だと思うのです。


le 12 vendredi 金曜日
//今日のことより明日のこと//明日は土曜日。たじみ陶器祭に出掛けます。行く前に棚板の補修だけして乾燥時間にお出かけ。


le 11 jeudi 木曜日
//怒涛の本焼き//今朝の窯出しで終了。今回の窯を総括すると、でんぷん100%の粉末洗濯ノリにハイヒールマダム勲章を授けねば、です。釉の粘着性が格段に高まり、コンプレッサーで施釉してもしっかり粘着する。

ついでにいうと、吹き付けボックスの横には電気ストーブがあり、垂れる直前に引き上げ乾燥させる。そして数回霧吹きで圧掛けを。

明日は金曜日。


le 10 mercredi 水曜日
//待てる自分//窯を設置して、極初期の頃の本焼きは、冷める時間をなんとか短縮したくて、窯を少し開けては閉じダリと、今から思うと恐ろしいことをしていました。出来上がりが、そこにあるのに見れないもどかしさ。ここにきて、ようやく余裕をもって待つことができるようになりました。未だ試行錯誤の連続ですが、焦る気持ちが以前のようには無いのです。

明日の朝には窯出しです。


le 9 mardi 火曜日
//午後からお休み//きのうはあんなこと書いたのに、午後からお休みる工事の立ち合い。ですが、それは17時ごろの話だったので、帰宅してから迎えるまで施釉して窯詰め。4月は本焼きの連続でしたが、これでひとまず終了。また一から作陶します。


le 8 lundi 月曜日
//5日が三回//10連休まで5日働いて二日休むのを三回繰り返す。皆さんは三連休如何過ごすのでしょうか。僕は、どれだけ陶芸の割合を高められるかが勝負です。と、いうのは10日には及ばないものの年末年始は9連休とか、たまにある。ところが年末年始は伝統的な過ごし方があるので専念できない。お盆は、そもそも休みが5-6日程度。だからねこの10連休は大いなる楽しみなのです。


le 7 dimanche 日曜日
//取り出しては、詰め込む//焼き上がりを取り出してから、施釉。朝から施釉して夕食前に窯詰。この間、ほとんど休みなく。僕は、生活の資金を非陶芸労働者として稼いでいる。陶芸に関しては売るつもりも個展の予定もないので、何かに迫られたり相手の顔色を伺う必要もない。良いものが焼きあがるとインスタにupする程度。だから作風の固定化という圧力が全くないので、施釉も、実験の延長のようなモノ。売れ筋の数種類のパターンをただひたすら作るのではないので、楽しい反面、
遅々として進まず。


le 6 samedi 土曜日
//花まつり//檀家になっているお寺の花まつり。座禅に参加していろいろと見物。この間、窯は勢い良く燃えている。家の前の公園の桜並木も実に見事、空は青いし。鳥の声も豊か。

mixiは、ここにきて、ある種の傾向を知るうえで大変に役立つ。それは芸として50に近づき、50を超え、定年を迎えようとしている人たちの、生活のあり方というか余暇の過ごし方。心の隙間を埋める行為。旅ばかりしている人は、それゆえ心が満たされる。あらゆることに物言いする人も、言うことで心の隙間を埋めている。それで良いのだと思う。もちろん僕は陶芸を生きる支えとして今後も続けていく。それは誰にも迷惑を掛けず、誰と一緒でなくても、とても楽しい。


le 5 vendredi 金曜日
//プシューーー//帰宅してから22時まで施釉。やはり洗濯のりの効果が素晴らしく、ただただ驚くばかり。寒くもなく蚊もいなく、あと一か月くらいかな。


le 4 jeudi 木曜日
//新陶芸記念日//去年の六月に窯を導入して以来、なかなか上手いように焼けなかった。その原因は釉薬の付き具合。ここにきて、ようやく光が射してきました。

まず釉薬の濃度が薄かったこと。手の感触で「この程度」だろうと思っていましたが、ボーメ比重計でしっかり調合してから、付きに変化が現れる。

ですが、これではまだまだ問題の域。僕は今、とてもキメの細かい粘土で成形し、とても圧をかけて絞めていますので表面に凸凹がほとんどない。これが故、釉薬の付きの悪さになっていましたが、大革命!!!!!!!

●施釉は吹き付け。調合した釉薬をタッバに入れる。これに
でんぷん100%の粉末選択のりを適宜加えてよく振ると、なんとなんと釉薬の付きが抜群に良い。CMCのりよりも良く手間もかからない。これで焼き上がりは相当に良くなるはず。こんな簡単な方法があったなんて。


le 3 mercredi 水曜日
//怒涛の窯炊き//先月は大量の素焼きを作りだめしたため、それを掃くための本焼成が4回は続く。そこは個人の窯なので、気に入らなかったら再度焼き直しもするわけで、ちっとも掃けない要因でもある。


le 2 mardi 火曜日
//母は言う//お寺の手伝いに行った母。僕が陶磁美術館時代に何気に作った花入れを持参。それに花を活けて手伝いを始める。すると中国からきた尼僧さんが、その花器に近寄り写真を撮り、これが欲しいと買い取ると言い出す。
尼僧は言う『これを作った人は大変に心清らかで丁寧に作っています』と。
その方は、しばらく滞在するそうで「息子に聞く」という母。もちろん、お金いりません。ただただ、これが縁で陶芸の世界の人脈が広く深くなれば良いと思っています。





le 1 lundi 月曜日
//丁和ていわ//新元号が発表されました【令和】万葉集からの出典だそうです。さて、今書くと後出しじゃんけんですが、三日ほど前、風呂の中で新元号は何かと思っていたら『丁和ていわ』と強く浮かぶ。そのあと雑念も入ったのか『寧和ねいわ』かもしれないと思ったのですが、真実は令和。

于時 初春令月 氣淑風和 梅披鏡前之粉 蘭薫珮後之香

「初春の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫す」
「春の初めの良い月にさわやかな風が柔らかく吹いている その中で梅の花が 美しい女性が鏡の前で おしろいをつけているかのように 白く美しく咲き 宴席は高貴な人が身につける香り袋の香りのように薫っている」



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