IMPERIAL HOTEL OSAKA
帝国ホテル大阪
デスクは壁にくっついた形で、これはスタンダードな配置。テレビは木箱の中にあり無機質な電化製品を見事に隠してくれます。
これも上質なホテルにだけある家具ですね。また、ソファのある部屋なので合格点。
ただクッションとかがなくソファで寝転がるのが好きな僕には硬いソファでした。窓は一面。仕方ないでしょう。
カーテンは電動カーテン。ベッドサイドで操作します。
バスタブは湯量が豊富。帝国ホテルのスタンスとしては、お湯を満たす時間を短縮させるのも、
おもてなしの一つと考えているので、あっという間に満たされます。
ホント、毎回これには感心させられます。でね、お湯と水を全快にしてすすぎこむと二分もあれば満タンで、しかも良い湯加減。
このスピーディーさを知ったら他のホテルはチンタラチンタラしているなぁと思うはず。
ちなみにガラスで仕切られていて洗面場所には湯が入り込まない仕組み。また得に評価できるのが浴室内の音質の良さ。
高級ホテルでは部屋で聞いていた音声を浴室内のスピーカーから聞く装置があるのですが、
音質が良かったです。ダイアトーンのスピーカーかな??
アメニティーは帝国ホテルオリジナルのシャンプーとリンスが光る存在ですね。
ただ、香りは同じなのだけれど以前と違い、基材となるシャンプー・リンスの質が落ちているはず。
前回のシャンプー・リンスは香りも基材となるシャンプー・リンスそのものも上質でしたけど、
今回はスーパーマイルドに香りを足しているのではという疑念が終始消えなかった。
第一、そのものの色がぜんぜん違ったし、今回のはスーパーマイルドを消すためか匂いが妙にきつかった。
そして若干違う香りもした。ただホテルオリジナルのシャンプーリンスの存在は素敵ですね。
ボトルにロゴが印刷されているのではなく市販されていないホテルオリジナルのシャンプーリンスは、さすがに帝国ホテルですね。
(これは大阪独自のアイテム・ホテルショップでは売っている)
その他アメニティーの評価は「さほど」の感が否めない。まず、バスローブなし。
使い捨てのスリッパなし。整髪料もない。おまけに無料で飲めれるお茶類は、緑茶・ほうじ茶・梅昆布茶のみ。
だから湯呑だけで事足りるのですね。コーヒー類はインスタントのレギュラーコーヒーが350円で有料。
紅茶になるとルームサービスで確保するしかないのです。室内は相当に上質なつくりで整っているのですが、
ことアメニティーに関しては、意外にも出遅れている印象が拭えません。
敵なしと思われる帝国ホテルですが、これに関しては僕が良く泊まる名古屋観光ホテルのデラックスの方が格段に上質な揃えです。
ただ、それでも全体的に不足を感じさせないのは室内に経年劣化の痕跡が見当たらないことと明るい色彩が故でしょうね。
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