juin.2004


le 30 mercredi
//空梅雨ですが・・・// 傘の話題。  皆さんも危ない思いをしたことはあると思いますが、傘の持ち方。    傘の突端は細く危険。マナーとして突端は下に向けて持ち運ぶのが常識です。      ところが良い大人とか、たまに見かけるのは、地面に対して水平に持ち、危ない先端が歩く度に前後している。  彼が立ち止まろうものなら、後ろの人は刺さってしまう。        もちろん、こんな人が前に居ると危ないので、歩きを速めて追い抜きます。  そして、チラッと横顔を見るにつけ「この人は他人の事を考えないタイプだ」と一人、人相判断の事例集めを致しています。                   //優先席// 地下鉄とかの優先席はシートの色も違い一目瞭然。  そこに平気で腰掛ける老人ではない人達。    まっ、そこまでは黙認したとしても、目の前に老人がいるのなら席を譲るのが当然ですが、往々にして平気な男女が多い。       「この人は他人の事を考えないタイプだ」と、また人相判断の事例集めをします。                    //二人のおばさん// 仕事帰りの二人のおばさん。  一人はふくよかでおおらか。一方はガリで刺々しい。   そんなイメージでしたが、蓋を明けてみればまさにイメージ通りでした。   ガリおばさんは、終始誰かの悪口を言っている。   それを聞いているふくよかおばさんは、ただただ聞いて、たまに仏様のように笑うだけ。     あまりに典型的で、これも何かの参考になると観察する僕でした。  

le 29 mardi
//毎度、不思議に思うのは・・・・// 一戸建てではあっても、隣との間が、ゲンコツ一個分しかないような家。   どうやって造るのであろうかと????   で、そちらの面には窓とかあるのかしらん????            //今回もまた// 今回もまた須らく。   そう、今回もまた須らく最善の形で解決するでしょう。    全ての事象は僕を強力に後押しし、結果は例外なく最善のものであります。     絶対の信頼を置けは必然としてそうなる。     仕事のことね。          //空梅雨// 大学の頃の大渇水ではないと思うが、この夏は節水があるかも。       さて、その大学の頃の大渇水。  各自治体では節水どころか断水騒ぎまで。    ところが200万を超える大都市名古屋は断水はありませんでした。    この差はと言いますと、一重に自治体の力関係らしい。     名古屋市は木曽川や各ダムから、困るに至らない豊かな水利権を昔から所有して、その権益は今でも息づいているそうです。    

le 28 lundi
//流れ// 見えないけれど確実にあるだろう流れ。    例えば、どんなに努力しても、どんなに愛想良く振りまいたとしても、さほど効果が上がらない。     ところが、努力は実を結び、毎日が楽しくてニコニコの連続。     自分を表現できる流れ。自分を受け入れてくれる流れ。       そんな流れを見つけ出そうと、皆それぞれに動いているのでしょうか??     その流れが、地下水脈だとしたら、今の自分を諦めることなく磨けば良い。       いやいや、その流れは右後ろにあるのなら、そっちを目指せばよい。          冷静に自分の環境を見つめ、その流れはどこにあるのだろうかと聞き耳をたててみるのも面白いです。     井戸や油井を掘るにしても、湧き出しそうな所を選ぶのだから、人生の富や幸福もありそうなところを突っ突けば良い。       まずは方角を定め、次ぎに掘る。          //今日は// 今日は各所で交通違反を目撃した。暑いからでしょうか。  右折禁止個所での右折が3件。   ほかには、伏見通りでの車線変更。  その車はいきなリ車の動きを止め、車の流れが止むのを待っている危険行為。    あとは交通事故とそれにともなう大渋滞。           ルールは守りませう。

le 27 dimanche
//どうして??// 先日DUOから車が戻ってきた。  本来なら定期点検明けは調子も良いはずなのに、ご機嫌斜め。    目に見えて燃費が悪いのです。  車を動かす時、キーキーと微妙な金属接触音。   これってブレーキが作動しているのではと??   と、いうことで、再来週の月曜日、再度預けます。   てか、福井まで大丈夫であろうか?????            //夢も広がるルノー号// 今日は夕方から近所のルノー氏と落ち合う。  まずは僕の用事に付き合ってもらって、そのあと夕食を。    用事はと言いますと、コーヒー豆を買いに行くことと、近くにVANの専門店がオープンしたので色々と物色したのと。(お洒落作戦第一号)  そのあと、食事してお茶して、最後の最後にルノー号の見学。    彼の車は度々乗せてもらっていますが、最近彼は車をもっと居心地良いものに改造することに成功し、今日のお披露目となったのです。         僕は個人的に夏の盛りが過ぎるまでは忙しいのだけれど、7月の連休だけは空けてあります。     ルノー号で行く、夏のリゾート。目下最大の楽しみです。

●追加● //驚くべき事// さて、皆さん。私ことワンダーウーマンは、ちょっと人とは違うと思いませんか???    驚くべき事があります。日記にも何度か言及いたしましたが、僕はテレビの民放は見ない。(CS除く)  見ない。 全然見ない。    さて、先ほど思った。    最近民放を見たのはいつ頃?????
    はっきり言えるのは、今月は1分たりとも見たことがない。   先月も多分ない。   自分の部屋のテレビで民放にあわせることはまずない。       世の中のバラエティー番組・芸能界・お笑い・トレンディードラマ。全然知識がない。     この感化されていない自分が好きでもあるのですが。

le 26 samedi
//食事会// 本日は我が家と兄一家との部屋も借り切った合同食事会。   良い年をした芸にとって、そのての食事会は苦痛以外の何物でもない。   毎度繰り返される愚問は実は禁忌との共通認識が生まれれば少しは居心地も良いのですが・・・・       これ以上聞かないで!         午前中は兄夫婦に渡す手土産として名古屋観光ホテルまで足を伸ばしケーキとかを個人的なものも含め買って参りました。  夜になってそれを食べました。  せめてもの慰め。

le 25 vendredi
//お洒落// お洒落という言葉。  使うといえば、白髪染めを隠すためにお洒落染めと言う程度。        さて、年齢とともにひしひしと思うのがお洒落心の減退。  何でもいいや、と普段着の延長。    昔は、夏のリゾートなら、ソレらしく。なんでもソレらしくしていたのに。     7/1の旅行は、大学時代の友人達との再会。  彼らにとって僕はあの頃のイメージが強いはず。   乗り気はしないけれど、普段着の延長だけはやめよう。           //ブスだからではないよ。// 会社のグループには21歳の女の子が二人居る。  一人は可愛らしく、一人はブルドックみたいなブス。     さて、この対照的な二人に対して皆さんやはり可愛い子には親切。  片やブス子は面白くない。     でも、真の理由は外見ではなく心意気の問題。   可愛い子ちゃんは、それは仕事もミスがなく、受け答えも素晴らしく嫌な顔一つしない。   ブス子は、仕事を面倒なものと終始思い、投げやりな態度。   さて、そんなある日、ブス子が会社を休んだ。雑務的な処理は可愛い子ちゃんに集中。  しかし、嫌な顔一つすることなくミスもなく親切丁寧。   それと同じ事があった。可愛い子ちゃんが休んだ時、ブス子の態度は最悪。   一日中怒っていて、コレコレは出来ません的な態度。  書類を渡す時も「アイ」と一言。片手で突き放す感じ。     ブス子は内心思っている。あの子、少しばかり可愛くてスタイルが良いから皆さん・・・・    でも、それは全然違って、ブス子さん、性格もブスだから。。。。

le 24 jeudi
//母の悲しい顔// 先週末、両親は田舎に日帰り。そこで母は自分の母親と会いました。   両親が名古屋に戻ってから母の顔を見る。  その変化は僕にはすぐに分りました。   悲しい母の顔は30を過ぎた男であっても内心動揺する。    そんな悲しい理由を先日聞く事が出来ました。   年に何度も祖母に会いに行くのに、今回はじめて言われたのです。「死に際して」      そんな話しは地平線の向こうに存在すると思っていたのが、年老いてゆく祖母は、それとなく分っているのかもしれません。  自分の葬儀のあり方に付いて。   大切なもの言い残す事は、ここにしまってあるとか。。。         それから僕は母と色々話しました。 「死に際して」
  死に際して準備をする。   それは責任ある強い生の一側面でもあると思った。   避けて通らず、意思を明確にし、遺族を右往左往させない。    そんな、何時の日か来るであろう最終章を、事前に準備する。    それは生に余裕がないと出来ない事なのかもしれません。    責任ある祖母の今回の行動。力強く思えたのが、救いになります。

 そうではあっても、祖母の一日でも元気で楽しい毎日が続く事を切に願っていますが。    

le 23 mercredi

//荒ぶる領主// それだけではないのだが、そういう面もあるだろう。  長年君臨する領主。老いは色々な面で蝕み、焦りもある。一方的な支配体制を敷いただけはあり、いつか来るであろう農民の一揆が怖くて仕方ない。   そこで領主は神の怒りにも似た逆鱗を思いつきに下す。   農民は晴れだった天気が、なんの前触れもなく嵐になり萎縮する。 農作業など手につかない。  荘園の出来高が低下しようとも、領主は農民が震え上がり萎縮することに意義を見出しているので、非生産的な現象であっても、それを是としている。その領主にとっては次ぎの代の事など念頭にないので、自らの支配体制が磐石であるなら、民は飢えようがお構いなしである。  そんな繰り返し。          //気付いた農民// ところが萎縮する農民の中に一人また一人気付き始める者が出てきた。    神の怒りにも似た荒ぶる領主。   それは我々をコントロールするパフォーマンスだと。   領主に、死後の民の暮らしなど念頭にもないことに気付いた農民は、荒ぶる領主に、神の怒りの要素など微塵も見出さなくなった。   この人は狂っている。      その馬鹿馬鹿しいパフォーマンスを見破った農民は、これからも繰り返されるであろう前触れもない怒りに、一応は萎縮するパフォーマンスを取るのだが、これからは以前にも増して農作業にいそしみ、戦時の蓄えとし、怒る領主が寝静まれば、火を起こし鉄を伸ばして刀剣を作ろうと申し合わせました。              //恐れる領主// 最近になって領主は怖くて仕方ない。以前にも増して前触れのない逆鱗を下しているのだが、民は一応に萎縮しているのだが何かが違う。   そう、以前はただただ萎縮して塞ぎ込んでいたのに、何かその意思にも似た眼差しを感じ取る事が出来るからだ。     そうなんだ。彼らは恐れてなんかいない。   うなだれた後姿に怒りの炎が充満している。        この些細な変化は、些細過ぎて側近にも言えないが、領主には確信として気付き始めた。     時としてなだめたり透かしたり、探りを入れても、農民に反旗の動きを見出す事は出来ないのだが、このときには領主は絶対の確信として感じ始める。 あいも変わらず模範的な農民の姿に別の意味があると。     そう。 折りを見て私は干される、と。

統治する側の手立てとして「愛」ではなく「権威や怒り・威圧」などを常用していると、まさにその刃でもって刺される恐怖に追い詰められてしまう。  自分には権力があり支配者でもあるとふんぞり返っても、農民の瞳の奥にある信念の炎は、長年の恐怖的支配体制が機能していない証明でもあって。  

●萎縮してはならない。

le 22 mardi
//心くすぐられる話題は// 過去に何回か言及しましたが、今から10年ほど前に17年間の放送を終了したFM東京系で平日の13:00〜13:30までの【細川俊之のワールド・オブ・エレガンス】     それと今から15年ほど前にNHKで放送していたアメリカの連続テレビドラマ【DYNASTY】   

ホント、この話が出来る人ならば、是非とも美味しいコーヒーをご馳走したいです。
ってか、DVDが200ドルで売られているのですが、申し込みがメールなんです。なんか安全性に疑問があって二の足を踏んでしまいます。

le 21 lundi
//台風といえば// なんとなく夜に来て雨戸をがたがた揺らし翌朝には去ってしまう。そんなイメージがあります。  昼に接近する台風なんて久しぶりです。  あ〜 今日は疲れました。月曜というのに。              落ち着いたら、焼岳に登ろう。

le 20 dimanche
//100km100円// 今日は昼も過ぎてからルノー氏とお買い物。と、申しますが、温泉がセットされているのは周知の事実。   お互いにお風呂セットは持参ということで、岐阜県は海津町にある100円温泉に行きました。    100円温泉は設備は旧式の旧式ですが、お湯の効能は絶大。  湯上りも汗がタラタラ流れるほどの保温効果。強塩泉なのです。    その後は、窓も開けっぱなしで長良川の堤防道路を南下し、地元に戻る。ホームセンターでいろいろ見て回って、やはり夕食は激ウマ中華の唐人楼。   今月は僕の誕生日でもありルノー氏がご馳走してくれました。  どうもありがとう!!     で、家に戻ってメーターを見ると本日のドライブはちょうど100kmでした。              //行きたくない旅行の詳細が判明// 7/3の週末は行きたくもない旅行に行く。   場所は福井県武生市の金華山グリーンランド。  あの眺望が素晴らしい越前海岸道路の山側にあたるコテージです。    まっ、僕個人の計画としては夕方の集合までに一人漁火でノンビリして、金華山へ。   翌日は一人別のコースで帰り滋賀県伊吹町にある泉神社の湧水にて日本ではきわめて珍しい硬水を100Lは汲んで帰ってくる予定です。     そうでもしないと・・・・ 

le 19 samedi
//ツルヤ靴店本店// 程度の良い靴を安く買う。今池にあるツルヤ靴店本店は、そんな僕の心をくすぐるお店。  最近連続して二足買いました。    休日用の靴は、まだ一度も履いていないのに、さらに新しいのを買いたい欲求が溢れる。   と、申していますが今日は夕方新聞を取りに外の新聞受けまで出たのが最初にして最後の外出。           //あっあああああ。// 知識って何グラムなのでしょうか??   変なことを言いますが、例えば英検一級の人と初めて国語の教科書を手にする一年生。   でも、それは脳細胞での蓄積(脳のシワ)であって、英検一級を持っているからといって体重が増えるはずもない。    知識は荷物にならない。        さて、つくづく思うのが、自主的な知識の吸収。    仕事上の頭の鍛錬は、それはそれで当然の話で、それとは関係のない自主的な知識の吸収。     知識が増えれば、何気に空を見たって、吹いている風や雲の流れで明日の天気を言い当てることが出来ます。    そんな能力は必要ないと身に付けることをしなくても良いのですが、身につけたところで体重が重くなって歩きが苦しくなる訳でもない。  いやいや身に着けた方が頭に描く明日の予定も無駄なく決めれることでしょう。     さぁ、どんどん知識を身に付けましょう。  あらゆる情報に接すれば、未来を相当の確率で言い当てることも可能です。   燃料電池やハイブリッド。そんな知識が沢山あれば、現行の車はあと20年もすれば淘汰されると想像がつくかも。   でも、知識のない人は車は未来永劫ガソリンで走るものと思ってしまいます。      どんどん知識を吸収して物事を観察すれば、あっあああああああ。本当に別なる知識が必要であると痛感してしまいます。   例え話しをすれば。今は実もたわわに付ける僕らの木。  ところが知識に基づき分析すれば、それは20年もすれば枯れると予想がたつ。      18〜19年と収穫を楽しみ、最後の1〜2年で慌ててしまう。 でも、そんな慌てる老いぼれに社会は必要性を見出さない。     
 人として生き、あらゆる事象に接する。漠然とした不安があれば、それは真実だと思う。打つ手を考えよと。   そして漠然とした確信や自信があれば、それも真実だと思う。その調子で突き進めと。      
 「余計なお世話よ! 私のことは私が一番知っているわ!」 だから漠然と思っている心のツブヤキが恐ろしいほど大切な訳であって。

ガムバロ。

le 18 vendredi
//実は二日も連続して// 昨日も今日も夕食は名古屋観光ホテル。  ただ、木曜は素敵な先輩とブッフェ。金曜日はddさんと、新装した広小路口のル・シ○○ドで本格的な夕食を。   ただ、この店、料理が出てくるのが遅すぎる。  他にも改善点多々あり。   例えば絵画が飾ってある壁は、ソファの背に面しているのですが、背もたれと壁の間の掃除を全然していない。  ぱっとみ見えなくても、首のすぐ後ろに、埃がたまっているようではダメですぞ。    全体の内装と料理の味付けは素晴らしいのだから、もうひと努力は必要です。        そのあとは、飲み屋の松坂屋本店と、もう一軒より、家路につく。         それにしても名古屋は大いなる田舎と称されますが、12時の栄駅。地下鉄のホームは人も溢れそうな勢い。     最寄の地下鉄の駅を降りて歩こうか迷ったのですが、何故か今日の靴は革底の靴。もったいないのでタクシーにしました。   こっちもこっちでもったいないのですが。

le 17 jeudi
//もっとも近いのは、、、// このHPを見ている人で、最も近い人はたぶん近所のルノー氏であろう。  車で5分とかからない。いやいや、その間に誰かいるのなら驚きますが。     さて、最も遠い人は誰でしょう。山口には一人顧客が居るのは確かですが、山口が一番遠いのでしょうか???   我こそは遠いと思う人はご一報を!    てかね、山奥の友達も欲しいです。    例えば飯田とか木曽路。度々ドライブするので、お茶なんか楽しそう。           //一晩で// 良く聞く話しに、この小説は一晩で完成したというのがあります。  スラスラと湧いて出てくる物語。   実は、昨日の日記で何気に書いた「淫靡な花」自分にとっては、最後までの道筋はあるのです。  たぶん時間に余裕があれば一晩かけて完成させたかもしれませんが、やはり翌朝も早い。    こうやって、淫靡な花は枯れて行くのでしょう。      何事も思い立ち、衝動に駆り立てられる事があれば、是非とも挑戦すべきです。  たぶん、それが一番効率が良いはずですから。

le 16 mercredi
//淫靡(いんび)な花// 花を愛でるといいますが、よくよく考えてみると花は淫靡。だって、葉や幹とは明らかに違う色彩。それも極限られた部分にしか存在しない。  思わせぶりに蕾が膨らみ、その過程を一々見せ付けるようにして、期が熟したところで花を咲かす。   それまでならともかく、花は顔を寄せれば、甘い香りを漂わせ、そして、その奥には甘い蜜があるという。   受粉させるために昆虫や鳥を引き寄せる、その手立て。   自らの受胎のために甘いお返しを用意している淫靡な花心。     
     
//映画・淫靡な花// 時代は昭和40年代、スラムとまでは言わないものの大都会の低所得者が集まる地区。  無風に近く暑苦しい夏の午後。  その瓦は波打ちトタンの壁は何故か規格品ではない不揃いな貼りつけ。     近くの、これまた似たような開けっぱなしの無防備にして不精な家庭の窓からはラジオから高校野球の中継が聞こえ、旦那の帰りもとうに諦めた女が不貞寝している。    そんな私の家の窓もどこも開けっぱなしで、せめてもの涼を求めるのだが、たまに日めくりを揺るがす風は人々のため息にも似た、この地区に滞留する臭いがあった気がする。       今日は母ちゃんのお出かけの日。水曜日と月曜の午前は母ちゃんはいない。   何枚かある安物の花柄のナイロンのワンピースに濃い口紅。きつい香水は、それは最後までその臭いのままだった。   そして、帰りが翌日にもなる日は、普段より美味しい折り詰めなんかを手に下げてくる。
   「なぁ、佳代ちゃん。母さん、今日の仕事はな、三日ほど帰ってこないでな。何かあったら橋の向こうの幸子おばさんの世話になったらええで」     そのどぶ川の向こうの幸子おばさんは、母ちゃんの姉さんに当たる人で、たびたび助けてもらった事もあるが、私が居る時は幸子おばさんも気を使うらしく、最近は歓迎されていないのがわかる。  どぶ川の向こうも、この地区に滞留するため息のような風が届くらしく、穏やかではないようでした。     今日の母ちゃんは、卸したての黒のワンピースに大輪の薔薇が胸から足元にかけて刷り込まれているナイロン製でした。  そして、三日の留守の許しを請うためか、私にも何の花か知らないけれど、ナイロンのワンピースをくれました。水色のワンピース。私、13歳。

    母ちゃんが仕事から戻ってきた。普段と変わらない。  段ボールにある造花の内職をやりつつ、片手間に濃い口紅をつける日もある。     そんな夏のどぶ川のフナの腐敗臭か、毎年この頃に鼻をつく風が日めくりを揺るがし、おもむろに切り出した。  その時の母ちゃんは針に糸を通すためうつむいたままで、でも、それが好都合だったらしく、なんども繰り返しながら私に言ってくる。
   「なぁ、佳代ちゃん。母ちゃん、なんで花柄のワンピース着るか知っとる? 花はな、甘い香りがするんだわ。それによう引っかかる虫がいて、たまに甘い蜜をやると、いろいろと誉めてくれるんだわ」    「なぁ、佳代ちゃん。幸子おばさんにも先生にも内緒で、次ぎの水曜日学校休んで、母ちゃんに付いといで。先生には母ちゃんがうまい事言っとくで」   まだ、針に糸を通す事をしている母ちゃんが、初めて私の顔を見て、またうつむいた。     「何時までも糸を通しとったらいかんのだわ」


と、こんなストーリーで誰か映画でも作ってくださいよ。「淫靡な花」原作ワンダー・ウーマンで。     

le 15 mardi
//日付変わってすぐの更新// 明日は忙しいかも。だから。
こんなに毎日日記を更新してもなお、本は読まない自分。文を書くのは大好きなのに本を読まない。   まず、小説は読まない。頭の中で、結局は作り話という蔑視をしているのでしょう。 よって僕のベッドサイドの本は何かのルポルタージュ。物語とは正反対の世界。作り話とは逆の現実の話で、そこに価値を見出す。    この感覚はテレビにも現れる。ドラマはまず見ない。民放の夜にやるドラマは見たためしがない。一方、ドキュメンタリーは興味津々で見る。    こう考えると僕は極めて打算主義なのでしょう。     虚構の世界で感動するより、何か新しい事実を知って知識の感動が欲しいと常日頃願っている。   だから映画とかドラマ・小説を堪能するのは時間的に余裕がある時の贅沢な余暇でしかない。     そんな自分であっても未だ心に残る小説は、●蝿の王 ●真夏の犬     映画なら、●ざくろの色 ●ディバイン主演のお下劣映画。          まぁ、最近はCSで20年前のドラマを見たりしますが、やはり物語りに感動を求める気持ちはサラサラなく、社会現象を調べる意味合いの方が強いです。             

le 14 lundi
//美味しいコーヒーの入れ方// コーヒーといえば豆から挽いて硬水を使って飲む拘り様だけれど、知らぬ間に基本から逸脱していました。   90度の湯を注ぎ口も細くして、中央に。  そしてしばらく蒸らしてからまんべんなく。   今日は、久々に忠実に淹れました。  ホテルのコーヒー並の美味しさに大変身。     AMEXのポイントをそろそろ交換しようと思うのですが、パットした物がない。 エスプレッソメーカー。望遠鏡。何にしましょうか。   それにしても交換率が悪い。  毎年交換して積算リセットするからなのでしょうか。    

le 13 dimanche
//完璧な梅雨の晴れ間// 湿度は低く空は青い。それに日曜日。  みなさんはいかがお過ごしでしたか??     僕は夕方まで家の中。夕方、ラジオと靴を買うために外出。そしてルノー氏と落ち合い夕食を戴く。    あ〜〜〜、こんな日に長野の浪合村か平谷村に別荘でもあればどんなにか素晴らしい事でしょう。   例えば、都心で3000万のマンションを買う。平米もさほど広くない。   ところがどっこい、3000万もあればログハウスの立派な家と広い敷地が手に入ります(たぶん)    僕は昔から変な尺度があって、人とは違う事をして競争の波から逃れ、ストレスのない居心地の良い世界を作ったりします。     まさに山の別荘はソレ。   まっ、そう願っていれば自ずと道が開けるはず。       願ってもない事に人間はそう足を踏み入れないから。       あ〜〜〜、この快晴の空の下、国道153号線を長野に進む。愛知県も越えたあたりから、景色は一段と雄大で・・・・・

le 12 samedi
//近所のルノー氏// さて、コッチの世界の人間関係は友達にしても恋人にしてもくっついたり離れたリ。 僕は今年で32になりますが、なんと芸者活動10周年でもあります。 ところで日記にもたびたび出てくる近所のルノー氏、彼とはそれこそ10年来の付き合いです。  時として何年も近所でない時代もありましたが、それでも交友は続き、僕の最古参の友人です。      そんなルノー氏と本日は名古屋観光ホテルで夕食。その後、湯ノ山温泉まで足を伸ばしましたが目的の温泉の受付が終了。ただちにUターンして港区にある天然温泉・白鳥の湯に落ち着きました。    彼とはそのまま真夜中のコーヒーを飲み素晴らしい休日の予定を話し合う。   その予定はまだまだ詰める所もありますが、きっと思いで深き素敵な休日になるはずです。   
←名古屋観光ホテル広小路口

le 11 vendredi
//疲労困憊// 家に戻ってから、しばらくウトウトしていたら夜中の一時まで寝てしまった。慌てて起きだし二時まで営業しているサウナに行って汗流してきました。  シャキッとしたのですが、家に戻って時計を見ると2:30.本来なら寝ているべき時間。よって、そのままベッドに入り寝ました。

le 10 jeudi
//激務は続く// あ〜ちかれた。            歳を取れば人生設計の中で、マンションの購入を考えたりする人もいる。    さて、僕は昔から変わり者。 自分も自分名義の城は欲しいけれど、考えているのは別荘の購入。   名古屋での生活の基盤は、たぶん実家のまま。    で、長野か何処かに別荘を購入する。  それは車で片道二時間程度の、おそらく「ひまわり温泉」近辺なのかも。     安上がりなのに贅沢の極み。       そんな日も来るでしょう。              //と、申しますのは・・・// 小学生や中学生の頃、テレビや本などを通して純粋な気持ちで【スイスの氷河特急に乗りたい】【パリの街を歩きたい】【ニューヨークを闊歩したい】【南の島でノンビリしたい】【程度の良い車を乗りまわしたい】と生き生きと頭の中で描いたものです。   その全てが努力や貯蓄もしないで手に入りました。      長野の別荘での生活。   そんな憧れを生き生きと頭の中で描いてみましょう。   生活の流れが、それを手に入れるべく自然と手招きをしてくれるはず。

le 9 mercredi
//悪意の9割は勝手な思い込み// と思うのです。 好き嫌いのある人間関係。心の内では何思っているのか分からない。全く自由な領域。   さて、アナタは嫌いな人に何か嫌がらせをしますか???    彼のロッカーを開けて置き傘を隠しちゃう。   彼の居ない間に、そのコーヒーカップをひっくり返す。      そんなことしませんよね。  普通の人間なら、嫌いな人間であっても、それは心の内のみ。具体的な行動なんかには移さない。        //ところが・・・1割以上の確率で思う// ところが何か不測の事態が起きた時、PCの調子が悪い。置き傘がない。忙しいのに別件を頼まれる。。。。。。そんな時、一割以上の確率で、コレコレは奴の嫌がらせ???と思ったりする。    このアンバランスが表面化して決定的な対立関係となる。負の連鎖・負の循環。      冷静に考えれば、こんなに嫌がっているアイツであっても俺は何もしやしない。それは奴にも言えること。    怒る前に疑う前に、ホントに奴はそんな幼稚なことをするの???と冷静に思ってみる。   あー、ヤバヤバ。俺のほうが幼稚だったわい。

le 8 mardi
//刺のあるコーヒー// 自分でも凄いと思うのは、コーヒーや紅茶を飲むために、わざわざ滋賀県の泉神社の硬水を汲みに行くこと。   全く道楽も過ぎていると思う。  ただ、そう何度も行ける訳ではないので、1回行けば100Lは汲んできます。  それも残り20Lになりました。     さて、本日は美味しいと定評のある名古屋の水道水でコーヒーを飲みましたが、味わうほどに従来のまろやかさがなく刺のあるコーヒーになってしまいました。                //デート// たぶん街中でデートすれば僕は時間を持て余すと思う。  もう何して良いのか分からない。   ところが郊外のドライブデートなら東西南北面白いコースは頭の中にあります。             //好みのタイプは・・・// 一人でいるのも好きな自分にとって、求める相手も、やはりそれなりに自分の時間を謳歌してもらいたい。   その謳歌しているところが好きだから。    つまり、お互いに会う時は、それぞれに培ってきた愉しさの提案や交換が出来ること。       

le 7 lundi
//またまた// BBSの返信は明日にまとめて。  今日は家に戻ったのが10:30過ぎなのです。寄り道もせず。       //某俳優の飛び降り// 一部ではザマーミロと言われています。  彼は大麻解禁論者で、公衆の面前でも大麻の効用を唱えるほど。     しかし、その手の達人に言わせれば大麻ごときでは飛ばないらしい。  彼は大麻解禁を唱えつつ、大麻以上の麻薬に手を出していたのではないかと。  偉そうなことをほざき、空を飛べる幻覚を見て大ジャンプ。そして地に着いた時、「イタイイタイ」と。  そりゃーアンチ薬物派からすればザマーミロですわ。 彼は命こそ助かったものの後遺症は絶対に残るはず。脊椎の損傷個所によっては全身または半身麻痺。    脳に損傷を負えば高次脳機能障害。   おそらく仕事は来ないでしょう。ってか仕事出来る体には戻らないでしょう。   世間の記憶からは彼の名前は忘れ
られる。  しかし、彼は病室で生き長らえる。 本当の地獄はここからで、愚かな飛び降りを忘れたくても「薬物」は手に入らない。 俳優ではない彼に、周囲は普通以下に接する。   もう何の影響力もない自分に再度自殺を試みるものの、体さえ自由に動かないので自殺さえ出来ない。  生き地獄とはまさにこのこと。   と、事の顛末が次ぎから次ぎへと想像できます。       

le 6 dimanche
//特権階級・ノーメンクラツーラ// 本日は昨日受けた血液検査の結果発表がありました。  僕は13:00に予約したのですが13:30と思い込み、13:25あたりに会場に着く。  長蛇の列がありました。 13:30からの待ち客をさばこうとしている瞬間に13:00の人間が現れたため、長蛇の列を素通りさせて貰いました。  まるで特権階級のような心地です。    結果は去年に引き続き陰性でした。            //感謝// 去年も思いましたがボランティアの人達の献身さには感服いたします。性感染症なんてのは自業自得な要素も大いにある分野。見放しても当然かもしれない。なのに親切丁寧な啓蒙活動。全く感謝感激。   無頓着な性行為。くっついては離れる体の関係はホントやばい時代になったと思います。    大切な人を見つけたなら、大切だからこそ互いに検査をする、そのくらいの手間ひまが必要なほど、どうも蔓延しているらしい。    感染爆発。 4〜5年のうちに聞かれ出す言葉だと思う。
  そして何となく思うのが去年より検査を受けている人が格段に多い気がするのです。素晴らしいことだと思う。  危機意識を共有して安全な領域を広げる。  マイノリティーがマイノリティーになるようなことしたら、芸世界は消滅しちゃうよ。      //忘れ物// 本日は夕方から用事がありました。先週行った霊長温泉に忘れたお風呂セットを取りに行く温泉ドライブです。   近所のルノー氏と合流して温泉につかリ、僕たちお気に入りの中華料理屋で夕食を戴き今回はライチ紅茶を買いました。

↑リチャード・ジノリでライチ紅茶を楽しむ。ライチの風味が充満します。

le 5 samedi
//親愛な皆様方へ// 
BBSの返信は明日の日曜日にまとめて書きますのでしばらくお待ち下さいませ。  体調のことを気遣っていただきありがとうございます。    しかし。熱こそ出ていないものの鼻水と咳きと痰が止まりません。。。。。             //にも関わらず・・// 今日は7時には起き車を洗車する。そして10:30には名古屋は栄の女子大小路に。 本日は快晴のもとNLGRが執り行われました。  僕はSくんとUくんと合流し、三人でホテルへ。  何をしたのかは内緒・・・・
      //最後の快晴// ホテルでの用が済んだのが11:30過ぎ。   直ちに洗い立ての車に彼らを招き日本海へ。        コースとしてはいたって平凡。  僕のお気に入りのコースで、これで8回目くらいだと思う。。。    とにかく、本日は梅雨前の最後の快晴。素晴らしい日本海が堪能できました。
←こんな道が70キロは続く越前海岸道路。   さて、食事はこれまた何度訪れてもバスれのない亀島亭。僕は初めて招待する人には例外なくエビフライをご馳走します。   それは初めて食べた時、多いに感動したからです。   充分にジャンボエビフライ。なのにエビフライと控えめな表示。  そして二尾もついてナント840円&激ウマ。   名古屋ならこれだけで1800円とか請求されそうな一品です。     僕はうに丼定食を頼みました。時価だったので聞いてみたところ2200円と激安。早速注文。   これがまた絶品なんです。太平洋岸の都市で提供されるうに丼と称してはウニの存在感に欠けるそれとは違い、ウニも丸々10個は乗せていました。信じられないくらいのボリューム感。  とにかくどれを頼んでも価格は名古屋より5割は安い。安いからといって薄っぺらい内容なのではなく、このボリューム感にしてこの価格って感じです。    結局、三人で12000円食べました。 


その後のお風呂は、これまた定番の露天風呂漁火。  ただ新築移転し従来の家庭的な雰囲気はどこへやら。  地方公共団体が造る福祉人民宮殿みたいな総合施設の一角に組み込まれました。   ただ、変わらずに日本海は目の前であり集客能力も各段に向上。以前の風呂に入るのも順番待ち状態からは脱却できました。

le 4 vendredi
//鼻水と咳きと痰// 汚らしい言葉の連続ですが止まりません。困ったものです。    明日は友達と第一級のドライブをするのですが、前夜にも関わらずddさんと食事&飲み三件。家に戻ってからはサウナにて汗を流す。

le 3 jeudi
//達観と諦めとは違う// 諦めて、先にあるゴールを放棄して、もう走らない。頑張りからの脱却。と、言えば格好も良いかもしれないけれど、達観と称して諦めるのが怖い。   毎日日記を更新する僕。屁理屈だけは一人前。なんでも合理化しようと思えば出来そうでもある。   だからだから要注意。    理想は、さして汗も流すことなく知恵と工夫で毎日を楽しみながらゴールにも達すること。   でも、それは相当の確率で可能だと思う。   例えば何かやりたいことをしている人、彼らを観察すれば、汗水流してやっとの思いでその地位を手に入れたのは極少数だと思う。    好きだから気が付けば其処に居た。コッチのほうが多数だと。      物凄く苦労して頑張るのも一部には美談ですけれど、実は5速で走れるのに2速のままなのかもしれない。頑張っているなぁ、と思えたら、もう少し楽は出来ないだろうかと考えてみるのも面白い。

le 2 mercredi
//風邪かも// 大事を取って寝ます。去年の年末、5年間無遅刻無欠勤で表彰されたのに。まさかのダウンです。  花粉と思って、ほったらかしたのがダメだった。。。

le 1er mardi
//風邪と親戚// 先週の末から何かの花粉症状がひどいです。二分に一度はクシャミしています。鼻水止まりません。  のどと肺はイガイガ。   ってか、花粉の症状って風邪と似ているから嫌いです。  と、いうこともあって最近はサウナばかり行っています。汗かいてアレルゲンを除去できればと思っているのです。今晩も行きますよ。
     //例えば栄からスタートして// 次ぎの週末はNLGR。  仮に栄からスタートしてのドライブだとどこにいきましょうか??    ◎プラン@ 知多半島を南下して伊勢湾フェリーに乗って松坂のオーシャンで焼肉を食って名古屋に戻るコース。    ◎プランA そのまま名東区方面、グリーンロードを使い毎度のコース。  それぞれに違う温泉を二つ三つより、飯田から中央道に乗って戻るコース。     ◎プランB 大浜松。  浜松の街をぶらぶらしてウナギを食べて名古屋に戻るコース。  とにかく昼前に血液検査を受けて、それからの行動だから、そんなに遠くへは行けない。               //mona−FM// サーバーの調子が悪く、全然聞こえなかったのが、本日は聞こえる。      今日は、爽やかな一日でしたが、今月の末は梅雨の真っ只中。  ボーとしても二十四節季。コロコロ表情を変えて行きます。
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