juin.2007 le 30 samedi //一瞬にして消える16.5万円// 二度目の車検。少し前、保険で、この半額程度を支払ったのに。さらにガソリン代はかかる。 僕がタバコを止めて実感したのが財布に溜まる100円玉。 もし車を手放したら財布に1000円10000円がわんさかと溜まるのでしょうか? 正直、週末の二日に1.5日乗る程度。諸費用も考慮すれば、レンタカーのほうが絶対に安いのに、それでも手放せない唯一の理由は、ふっと思いついた時に行けれる手段の確保。 僕が旅をする大半は直前の思いつき。どのコースを選択して何をするかも天気図や睡眠不足云々を考慮した自分の勝手。 土曜日の長すぎる昼寝が悔しくて、日曜の午前3時から家を出て、日帰りの長距離を楽しんだりもしています。 例えば、蓼科山に行くため、夜中に出発して飯田過ぎた辺りから空も紫になる中央道の光景、大好きです。 一瞬にして消えた16.5万円の現場。 八事にオープンした謎なるホテル。気になる。 le 29 vendredi //新ウーマン携帯// auのw52caを買いました。かなりお安く買えました。前の機種を25ヶ月使っていたので。 同じ機種変更でもドコモは今でも高いのかしら? その昔、何かにつけて料金は高く、サービスもauが先行して渋々って感じが色濃かった時代に僕は愛想を尽かしてauにしたのですが。 それと、25ヶ月の前の記憶は今でも鮮明です。カナコ女史のw21caのpcサイトビューアーに驚愕して、即購入(w21caU)。購入して女史とケーキ屋さんで使い方の指南も受けました。 あれから25ヶ月ですか。 その間、何が起きて自分はどのくらい成長したのでしょうか。 ちょびっと成長したといえば、ある物を見て欲しい衝動に駆られる。しかし値札は思ったより高い。 この場合、僕は購入を諦め似たような商品を安く買うため車を走らす。 成長したといえば、今の僕は動き回るガソリン代も計算できて、思ったより高いけれど、実は一番安い商品を買うことができるようになりました。 それだけガソリン代にストレスを感じているのです。来月また値上がりします。そして秋になる頃、値下がりに転じるような気もするのですが。 le 28 jeudi //宮沢喜一師// 逝去なされましたね。ご冥福をお祈りいたします。僕の政治的な立ち位置として、宮沢元首相の考え方にはとても近い何かを感じていました。 今や瀕死の自民党左派。 その価値観の体現を最近の自民党には期待できないので、転向して反自民っになったようなものです。 理想の政策を挙げるとしたら、 ●反新自由主義で、社会民主主義の価値をも持つ経済・労働政策。 ●労働者派遣制度の見直し。 ●韓国などの下劣な反日姿勢には強硬である。これ以上の謝罪もしない。 ●北朝鮮に手厳しいのは言うに及ばず。 ●領土問題の後退は許すまじ。 ●改憲には反対。 ●防衛政策は、現行の法解釈の枠内で。 ●防衛力の整備は進め、威嚇となるように。 ●集団的自衛権は、周辺事態の枠内で。 ●蔓延する不法行為や治安の悪化には厳罰主義で。 ●ゆとり教育に反対。教育強化。少子化には質の高い子供たちの育成へ。 ●世界的環境指導国家に。 ●童話や在日の優遇見直し→新自由主義の犠牲者の救済へ。 ●消費税は増税やむなし。でもガソリンの二重課税は撤廃ね。 ●財政再建のため道州制を進める。47道府県の時代の終焉。 ●脱税に対する厳罰化。 ●薬物拡散防止のための極めて強度な厳罰主義。 ●同姓婚には反対。 ●政教分離の徹底。 僕の考えに一番近い政党ってどこでしょうか? 国民新党のような気もするのだが。 le 27 mercredi //今、岐阜ラジオが面白い// 出力も弱く、名古屋でも聞くのにノイズが入る。しかし名古屋のラジオ局は広く岐阜県をも占領下。 彼らが生き残る術として選んだものは地域特化。 岐阜県の地域の話題を事細かに紹介。 さすがに名古屋のラジオ局でそれはできない。エリアが広いだけあり、広く浅く。 この事細かな岐阜県の話題は、名古屋の僕にとってもとてもありがたく新鮮。と、申しますのは、名古屋に住んでいても週末の行き先に何度も岐阜県を選択するからです。 より良い週末の為に岐阜ラジオは大活躍というわけです。 30を過ぎて特に思うのは、人の生き方のズレの大きさ。もともとは一本の幹。それが枝分かれ。最初のうちは互いの距離も近くて手の届く範囲。それがどんどん好き勝手な方向に成長して、もう相手の趣味とか分からない。 何が言いたいかって? それは趣味のこと。 30を過ぎて週末は酒や倶楽部などの都市型ナイトライフに益々没頭する人もいれば、都市に住んでいても週末は田舎。年に何度も海外に行く人もいるし、色々と高価なものを買い揃えることに耽る人や、学問に傾倒する人など。 もともと僕らは近接していて一つの輪の中だった気がしたけれど、いつのまにか週末を本当に好きなスタイルで楽しんでいる。 それで良いのですが。 le 26 mardi //今日は雷の日らしい//菅原道真が大宰府に流刑され、その怨念が、雷神となり都を襲う。それが今日らしいです。 雷の思い出を聞けば、それはそれは面白いエピソードを沢山集めることでしょう。 僕が好きな自然現象は、噴火、竜巻・つむじ風。 しかし、それは身近な存在ではない。 雷は、噴火ほどの興奮は無いのですが、それでもハラハラ&ドキドキで、雷が過ぎたあとのヒンヤリとした空気も大好きです。 あまりに近くに落ちて家電製品がパーになるのは考えるだけで恐ろしいのですが、それさえなければ他の何よりもスリリングな自然現象。 そうそう、我が家のムクちゃん。普通の犬なら爆竹の音や雷鳴には恐怖に震えるのですが、なんて図太い性格なのでしょう。平然としています。 //下手な真髄// 今日も11:20からはNHKラジオ深夜便。地域の話題は日替わりで素人レポーター。 今日は聞きづらかったです。 話のプロではないので下手なのは当然。しかし聞きやすい下手と、聞きにくい下手があり、今日は後者でした。 つまり聞く者にストレスを与える話をする者は失格。 今まで、色々な素人リポーターの話を聞きましたが、ストレスを感じる話し方をする人は、下手というカテゴリーで実に印象深い。 ●強度の方言で、ほとんど話が分からない→改めるつもりも無い ●東京のスタジオのことは考慮せず、自分のリズムで話し続ける ●話しながら考える・言葉に詰まるので、聞く者に全体の区切りが判別できず、文末は肯定なのか否定なのか、いつまでたっても分からすイライラ。 話や文は、必ず答えが控えています。 A→答え。雨が嫌い。こんな感じの短文は幼少期の言語発達過程。その程度の発達なので、この頃の子供たちは、短文を連発する。 それから、A→B→C→答え、と、人は進歩します。 雨は服が濡れて、洗濯物も乾かないから嫌い。 この[A→B→C→答え]を一つのグループとして、何度か例え話も含めて重厚にして、本当の答えを持ってきたりもします。 雨は服が濡れて、洗濯物も乾かないから嫌い。この湿気は食品の保存にも大敵で、食卓を預かる主婦にとっては本当に神経を費やす季節です。それでも子供たちは外で遊んで服を汚し、食欲は益々旺盛。私に鬱になれって言うのかしら? 雨は悩ますことだらけで私は嫌いなのだけれど、梅雨があるからお米も食べれると思うと、全ての自然現象を上手く利用して世の中は回っているのですね。 否定の事例を何度か挙げるものの、最終的には消極的な肯定。 ところが、この話を詰まってリポートするとなると、今の例えが肯定なのか否定なのか忘れてしまい、聞く側にストレスを覚える。 言葉は面白くて、バトンリレー。 前の文の○というバトンを持って、次の文に挑む。そして×と言うバトンを持って、次の文に挑む。人間の記憶は短いものだから、せいぜい一つ前のバトンを持って今の文に挑むのですが、話し手が詰まりながら言うと、そのバトンの記憶が無くなり、とても中途半端なところから文を見聞きするので、解釈としてはとても乱暴になる。 例えば、プレゼン。 大前提は、詰まらず言うこと。 話の精度は、その次。 le 25 lundi //風流な時間// 人それぞれ、他人には説明し辛い、なんともいえぬ自分だけの心地良い時間帯ってありますよね。 人によって、そこに気象条件を付け加えるかもしれない。 僕が好きな時間の一つに、平日の23:20を過ぎてからの一時がある。 それはNHKラジオ深夜便が第一放送で流れるのですが、さらに細かく言うのなら、地域の話題と、それに続く誰かさんのお話の前後に流れるジングルっていうのかな、情緒的な15秒ほどの音楽。 それが好き。 この、僕が拘る、他人とは違う心地良い時間の説明を、これから少しシリーズとして載せていきましょう。 今、欲しい時間は、先日の諏訪の旅で買った地方紙を一字一句もらさず読み通す、静かでまとまった平日の夜。 le 24 dimanche //来月は、、// やっとこさ重い腰を上げて今年初めての本格的な足腰運動。やはり山登りなどして体を動かさないと。 そして、来月は待ちに待った大白川野営場。 車検の請求が17万円なので、大白川のような格安なのに第一級の楽しみは、僕を大いに助けてくれます。 ただ、去年のような遭難の危機は二度とゴメンなので、梅雨明けてからです。 le 23 samedi //二つの偉大なる復活// 御嶽山山頂部での噴気活動と王滝の湯。いづれ特別頁を編集しますが、この二つの復活は僕の最大の誕生日プレゼント。 この日は例のごとく諏訪で泊る。 le 22 samedi //慣れたといっても少しはソワソワ// 山の準備や旅の準備。慣れたこととはいえ、やはり前夜は少しソワソワする。10-11時に仮眠して、それから車を走らす。目指す先は、御嶽山の田の原登山口。 今回は代車のvitz 登坂車線のある高速で80−100 100−120などの加速は無理あり。 120キロでの高速安定性にも不安。 燃費は良い。徐々に加速すれば120キロでもそれなりに走る。 ギアのシフト配置は実に宜しい。 簡単にエンジンブレーキを利用できる。ただ全体として緩い。 le 21 jeudi //jettaからvitzへ// 楽しみな週末は、すっかり忘れていた車検(車検切れまであとわずか・・・)のせいで代車生活。 あと2-3日申し込みが早ければjettaだったのですが、僕に届いた車はvitz。duoはワーゲンを売っていてもトヨタ資本なので、こういう現象が起きるわけなのよ。 そもそも、ウーマン号の後継車種がjettaなので、自然の流れで言えばvitzはありえない。 でも、新車での代車だからよしとしましょう。 そうそう、vits、ETC付いていないような気がする。レギュラーなのはありがたいですが、高速を定価で走るなんて、何の意味もない。 諏訪まで行きも帰りも下道で以降かしら?? 伊那の田村食堂、開店は11時から。15時にチェックインだと、どういう時間配分でよいものか・・ le 20 mercredi //ウーマン号じゃない!!// あはは。すっかり忘れていました。ウーマン号、二度目の車検。 担当のディーラーさんも新人で、連絡を忘れていたらしい。僕もすっかり忘れていた。 週末は諏訪に行くのですが、代車です。DUOだから、ワーゲンを期待したいところですが、もしやもしやのトヨタ車かも。 ナビやETC付いているのかな? さて、旅のポイントを整理。 ●晴れと期待できるのなら、御嶽山登山→王滝の湯→諏訪・毒沢鉱泉。 毒沢鉱泉→伊那・ソースカツ丼→名古屋。 ●曇り・雨の場合。名古屋→伊那・ソースカツ丼→上諏訪→下諏訪→毒沢鉱泉。 毒沢鉱泉→王滝の湯→名古屋。 le 19 mardi //かなり興奮する情報// 今から4年ほど前、長野県王滝村に、それはそれは素晴らしい泉質の湯がありました。遠く、不便で何もないところにログハウスが一軒。檜のうち湯のみ。しかし、良質な温泉でも、財政赤字の村では営業はできず閉鎖に追い込まれたのでした。 ところが、素晴らしい湯を再開しようという有志が集まり、金-月の間だけ営業を再開。 かなり興奮するニュース。去年の10月から再始動していたのですが、それを昨日になって知る。 次の週末の諏訪行き。行きか帰りのどちらかで必ず寄ります。 あの緑の湯に浸かりたい!! 営業再開・王滝の湯 ● ● ● le 18 lundi //正義という名のもとに// 参議院選挙も前に、焦る気持ちもあるのでしょう。正義という名のもとに朝鮮総連に対して集中的なあぶり出し。世の中の悪弊は沢山あって、最も正すべきは年金問題なのに、総連から何かセンセーショナルな話題は出ないものなのかと、権力を行使して家中ひっくり返すような横暴。 と、総連側に立って述べてみました。まもなく、大使館的な存在である総連中央本部も接収されることでしょう。 上記7行を見て、俗に言う熱湯欲は僕を売国奴呼ばわりするでしょう。しかし、本文は続く。長文が苦手か好きかは一つの●養のバロメーター。 確かに正義の名の下に権力を行使して、総連を集中的に取り締まっている。 僕は、至極当然なことだと思う。 ともすればヒステリックな行為なのかもしれないが、それも甘受するべき。 そもそも朝鮮総連は、口先では民族の尊厳と在日の権利拡大、そして日朝友好などといってきましたが、既に彼らの不法行為は日本を敵国として不倶戴天の敵として前提に立っている過去がありました。 日本人の拉致は言うに及ばず、ミサイルは飛ばすは、不審船は密航させるは、日本国内で北朝鮮の利益の為に不道徳で不法行為を一向に改めなかった。僕が最も許せないのは、日本で麻薬を売り捌いていたこと。 本国の悪事と一心同体の総連は正義の名の下であらゆる角度から追及されるべきです。 いづれ、民族教育の、我々の拠り所がなくなると激怒し、不法行為、民族弾圧と善人ぶることも予想されます。 しかし、考えて欲しい。例え不愉快でも、民団にそれほどまでの圧力を加えただろうか? 竹島や対馬の下品な行為には排斥もしたい衝動に駆られるけれども、まだまだ忍耐のうち。日本は自由と民主主義を重んじる国家。 一方、北朝鮮は、不法行為も民族の不倶戴天の敵・日本になら何をしても許される・当然という甘えがあったのでしょう。 その甘えが、全く正当性のあるものではなくて不行為の防御にもなんら役立たなかったということです。 今後、総連は正義の名の下に存在を許さない方向で解体に向け、あらゆる法律を行使し集中的に崩しにかかるでしょう。 人を拉致して、麻薬を売りさばいて、なんの制裁もないと考えるほうが不自然です。 これに関しては、憲法九条を守る勢力も制裁に積極的に加わるべきです。不法行為に甘くして、どうして九条の崇高性を訴えられます? 誰よりも、右派も驚くほどに制裁に積極的であってこそ、平和を守る声にもリアリティが生じるというものです。彼らは不法行為に手を染めた犯罪集団なのですから。 le 17 dimanche //物忌みな二日間// これを仕上げました。 ● ● 今週末は、特に外出もせず疲れを取ったようなものです。絶好の土曜の快晴も昼寝を五時間ほど。 次の週末は、久々の諏訪。体を動かしていないし、雨が降らないようなら、歩き倒した後に温泉です。 le 16 samedi //you tube// いやぁ〜 面白い作品がずらり。もう、見てばかり。まもなく35ですが素直に笑える。 ● ● もう、多くを語る必要もないですね。 le 15 vendredi //怪しいのばっかり// 防災とのフォトメ。携帯用はまともなのですが、pc用は怪しいのばっかり。 以前にも書きましたが、HIV急増に対する啓蒙サイトなのですが、全ての情報を一ページに載せるので、見るもののpcが固まってしまうほどのスーパー激重。 啓蒙以前に嫌がらせ。伝えたいものがあるのに、相手のpcを固まらせてどうする。 この不親切を改善するつもりはないようで、人として如何なものなのか!?激しく疑問なサイトです。 また催眠術云々や、個人や組織でする売春など。 こんなのばっかりだと、純粋なサイトの宣伝は、もう無理ですわ。 その点、mixiは素晴らしいです。mixiで素晴らしい出会いを期待するなら、怪しい情報を発信しては幸せは自分の元に転がらないから。 そうそう、僕が組体操&簡易組体操(要はsex)をほとんどしないことは何回か言いました。信じられませんが、すでに過去10ヶ月何もなしだし、過去数年も何回か。それも簡易式。 こんなことを書くのも変ですが、自己分析としてもう少し書こうかと。 つまりsexをしないことに、ある種の有用性を見出しているからです。 ●性感染症予防の観点から ●不毛の日々が続くとノンケに戻れるかも?という期待感。 後者は笑い話のようですが、意外と真剣なんです。 両親の期待など考慮すれば、もしノンケに産まれていたら、大いなる心配事は存在しなかったはず。このsex断食を続ければ、色欲の流れが女性に向かうのでは?と期待しているからです。文字通り、体を張った実験。 しかし、DNAというか脳の神経回路の変更を求める僕の壮大な実験は、一生を費やして答えが出るのかもしれません。 やはり、無理でしたと・・・・ まぁ、大昔のお転婆は卒業して、その相手はお付き合いする人なので、そんな素晴らしい出会いがなければ、一生無理なのです。 はるか昔、恋多き人がいました。好きだと告白する相手が年に何人もいて、周りは、その言葉の軽さを揶揄いていたものです。でも、すぐに人が好きになれるのって羨ましいです。 僕は考えが硬すぎるのでしょう。 はるか昔の、少し手前、ちょっとばかしお付き合いしたつもりの人がいました。しかし、三人で行った日帰り温泉旅行は、自分の慕情が実にアホらしいものだったと教えてくれ、即音信普通状態に。 //ある農場指導員の話// 下らないプロレタリア文学風味を即興で書かせて。 州の農業大学を卒業して、私の務めが、生産の拡大と技術の向上だと知っていても、私は辛い。 熱誠な勤労態度が評価され、私はさらに広大な農地を管轄する別の共同農場に配置される。 初の赴任地でのタチ穴との出会いは、私の大人としての初恋かもしれない。タチ穴は未だ中等人民学校の3年で、とても妻として迎える年齢でもない。 勤労義務としての技術支援以外にも、私は夜に農場の子供らに学問や音楽などを教えたものだ。日が経つにつれ、この自主活動の活き活きとした姿が村の人民委員会でも評判になり、村長は党への推薦状を書いてやると言い出す。それを躊躇する理由もなく、今や私は党員候補として、この一年、熱誠の程を集中的に監視されているのだ。だから、どんな苦難でも立ち向かい上位機関の命令に背くことがあってはならない。 この何もない村にあと5年も勤めていたなら、タチ穴を妻として迎えることもできたであろうに。しかし党は私を、2000キロも離れた中央アジアの乾燥地帯に送ろうとしている。私が大学時代に研究していた、「乾燥地帯における増産のための灌漑と小麦の品種改良」が目に留まったのだろう。 実際、論文の内容は何種類かの書籍の融合体で下らないものである。 しかし、候補員として、私の過去を洗ったのだろう。 乾燥地に赴任するのが最良だと、上位機関は決定を下した。 一時は、大学当局を恨んだこともある。私の専門とは関係もないシベリアの寒冷地に機械的に送り込んだ配置を。 しかし、私は腐らなかった。腐らない私を党は救い出したのであるが、その時、私は恋をしていた。 タチ穴への慕情は私の心に留まっているだけだ。小心者で情けない恋物語。しかし、結果として、それで良かったと思っている。うら若き女学生に恋することは、タチ穴の父親の心情を害し兼ねなかった。それは人民委員会の推薦を白紙にしたかもしれない。タチ穴の父こそ、この小さな村の村長だからだ。 タチ穴への恋慕を、もっと高尚な何かに変えることが、大学教育を受けた私への試練なのだろう。赴任まで半年。この小さな村に残せるものはもっと残そう。きっとタチ穴への恋慕より、偉大で高尚で、それはタチ穴を含めた村人の生活をも豊かにするはずだ。 私は、さらに勤労と自主活動に励んだ。この熱誠さに、村の人民委員会も「去っていくのは惜しい人物だ」と言ってくれた。何年も愛用していたアコーディオンも、使い方を教えて、この村に置いておくつもりだ。そして街の音楽を一曲でも多く教えたい。 村長は、前例はないが、君を名誉村民にするとの人民委員会署名の認定書を、手作りで書いてもくれた。 これに何の効力も特典もないのだが、いやいや、戻るにしても2000キロはあり、二度と顔を合わすこともないとお互いに知っているからこそ、立派な認定書を書いてくれたのであろう。小さな村から贈れるものなど何一つない、そんな後ろめたさもあったかもしれない、この手作りの認定書。 その半年が、まもなくやってくる。最大限、この村にいたのだが、やはり移動も考えれば、半月前が限度であろう。手配してくれたジープがぬかるんだ道をやってくる。私は、それに乗り、400キロ先の駅まで行くのだ。 別離の前夜、人民委員会主催の送別会が村の食堂で行われた。私のアコーディオンを子供らが弾いてくれる。タチ穴もだ。そこに特別な視線を送ってはならないと、私は誓ったのだが。 早く朝が来て欲しい。 この辛さは、移動距離に比例して消え去るのだろうか。 400キロのぬかるんだ道は、駅まで三日はかかるとのことだ。前夜の酒と車酔いで、私は本当に冴えない顔をしている。ジープを運転する軍人は、そんなことでは乾燥地で枯れてしまうぞと大声で笑いながら、タバコを燻らす。 この新しい共同農場は、さすがに緯度も低くて太陽が力強い。日に焼けるどころか、顔は真っ赤になって、新しい仲間は笑ってくれる。ここでもまた自主活動をし、子供らに勉強と音楽を教えている。人数も多く、なんだか教員になったような気分だ。 明日、町の党委員会に出頭しなければならない。あの村で戴いた推薦状が今、この町の党委員会で、党員証となって私の元にやってくるのだ。 正装して、豊かに実った小麦畑を貫く道を、共同農場の車で進むのだろうと、想像する私の脳裏に、もはやタチ穴は存在していなかった。 党が切り開いてくれた未来は、断固として明るく希望に燃える。今、私が思うのは、明日の興奮であり、あの時の悲しみではない。 人生には、もっと偉大で高尚な何かがあると、党は私に教えてくれたのだ。明日の党員証を手に、それが具体的に描かれるであろう興奮に、過去の全ては実り豊かな道のりだったと実感することであろうよ。 おわり。 と、タチ穴(タチアナ)というロシア人女性の名前を使いたかったので、即興のプロレタリア風味の短編を書きました。誤字脱字があると思いますが、お許しを。 le 14 jeudi //マオちゃんと言ったら・・・// ● mao同志を思い浮かべるのも、いかがなものかと。2:46過ぎてから、マオドウシーと聞こえます。毛同志。 革命交響楽ですが、漢民族旋律が含まれており、イデオロギーを越えた何かを感じるものです。 //昔から思ふ、名曲// ● 新日本紀行。歴史ある番組で、時を経て再放送もされます。この音楽に見知らぬ土地への思いと、懐かしい古里の哀愁など、多くの日本人はそれぞれに思ったことでしょう。 ● le 13 mercredi //ついに降参// 僕は、携帯の機種変更に関しては、さして興味も湧かない。未だ全ての機能も把握できない段階で、新奇なるものを手にするのもいかがかと思うからです。 ところが本日、携帯を落としてしまい、角に5mm四方の穴が開いてしまった。機能から言えば問題ないのですが、埃とか入って、いづれ壊れるのも分かりきったことになってしまった。 今週末は機種変更です。 でも、嫌なんです。年寄りがコンビニの雰囲気に馴染めないのと同じく、どうも携帯屋の雰囲気がダメ。 それとヘア・サロンにも行かなければ。することだけしたら瀬戸や多治見に行きましょう。空は何とか曇りのようだし。とにかく、歩きに歩いて日頃の運動不足を解消しましょう。 auのサイトを見ていたら、面白い商品ばかり。買うなら良い性能のを!というのが僕の昔からの傾向ですが、例えそれを買ったとしても使いこなせないまま。人気商戦から脱落したものでも良いのかな。いやいや、前と同じメーカーのを買うことにより、車載アダプターとかの下らない経費の抑制にもつながる。 携帯にどこまで求めるか。僕は休日にハードな動きをするので、丈夫そうなのが一番かな。 le 12 mardi //東方美人// その昔、親愛なヒロシ同志に高級な茶葉を頂きました。たしか同志は、ほのかな甘みの美味しさを述べていたと思う。 その時は、何を指すのかいまいちピンっとこなかったのです。 しかし、遅れること3年程でしょうか、ようやく東方美人の甘みを理解することができ、すっかり、その美味しさと面白さにはまってしまいました。 これを上手く冷茶に仕立てたなら、夏の飲み物になるはず。 最近、瀬戸に行きアレコレ探そうとしているのも、実は東方美人を自分らしく飲むための茶器探しなんです。 夏でも冬でも、ドライブのお供にポットに東方美人を入れたなら、なんて素敵な旅先になることでしょうか。 中国茶と言えばウーロン茶。それは濃くて苦くて渋いってイメージがあったのですが、軽やかな琥珀とでも言いましょうか、優しい飲み物だと実感。 le 11 lundi //泊るには近すぎて// 泊ろうと考えましたが、いまいちピンッとくるホテルもなくて。そもそも、こんな近くに泊って地方都市の旅をするのも、風変わりすぎています。 さて、今、考えているのが、瀬戸と多治見、陶磁器の旅です。 やはり、ここに来て、ネットで見かけた急須が、どうしても欲しくてたまらない。 日帰りだけれど、素敵な週末になるように事前に下調べ。 【瀬戸市】 ● ● 【多治見市】 ● ● 市之倉って気になるわ→● le 10 dimanche //15時過ぎて//晴れてきました。 ただ今日の目覚めは雷の音。三日連続の激しい雷雨です。 寝る前、どこかに行こうかとも考えましたが素直に諦める。 部屋では、色々な音楽などを聴き、お茶などを楽しむ。それはそれでとても心地良い時間の流れ。 それにしても今年は全然体を動かしていない。 そろそろ山登りでも。 今、考えているのは御嶽山。 5月の調査で、山頂部で降灰が確認されたのですが、あの八丁ダルミでの噴気が復活したのか、この目で確かめたいのですよ。 le 9 samedi //アッちから、コッちから// 皆さんも身に覚えがあるはず。選挙の前になると、もう何年も音信不通なのに、中学で高校で同級生だったから、今度の選挙は公●党に入れてという、信心深い人からの投票誘導。 本日、僕宛に立派な雑誌が届いた。雑誌というより、背表紙のある本のような造り。 どうやら、大学で同じだったヤマダくんからの発送ですが、そのヤマダくんを僕は覚えていないのです。 本の内容は、公●党の支持母体であるS学会を批判するbig−stone寺側からのもの。もともとは同じ勢力だったのですが、何かと噂のS学会の現名誉会長のときに対立が決定的に。それ以来、お互いが激しく罵りあう、仏教とは対極の醜態を国民に披露。 対立して、お互いが批難。 う〜む、その仏教とは相容れない汚い言葉での罵りとか考えると、対立する以前に問題があるような気もする。 とにかく、そちらへの信心もしなければ投票もしないのに、あの人達は「分かってくれ!」という勧誘が多くて嫌です。 le 8 vendredi //カクテイールの知識を私に教えて// 物凄い雷雨。バケツをひっくり返したような、外は気体よりも液体のほうが多い、そんな雨。窒息しそう。 そんな雨も峠が過ぎたので、素敵な先輩と「大衆の風情」と命名した七輪で焼く焼肉屋に行き、肉だけ食べる。 それから風情を体中に染み付かせ、名古屋でも有名なカクテイール・バーへ。 美味しいお酒を味わって飲むスタイルが好きです。 ゆくゆく知識を集めて一人でも行けれるようにしましょう。 le 7 jeudi //保守派の反撃// 勝手な想像です。堀衛門の逮捕から、派遣グッドウィルの介護部門の不祥事。年金疑獄。 世の中の対立軸は左右だけにあらず。右派と呼ばれる勢力の肥大化により、右派内部での葛藤が顕著になっていると思う。 小泉さんや竹中さんの新自由主義勢力に対して、未だ覆面ではありますが、相当の危機感を持つ右派、保守派が存在していて、議席数とは別の権力を行使して新自由主義分子の駆除に乗り出しているような気もするのです。彼らが何を中心にして集まっているのかは定かではありませんし、自分の予想は控えます。 しかし、対立する彼らは右派であり、一方を死滅させ左派に分け与えることまではしない。衆議院選挙なら黙認するであろうが、参議院では、暴走を止めるため、新自由主義勢力には手痛い制裁を食らわすことでしょう。投票日まで幾つかの不祥事が暴露されることでしょう。 右派政権は続くが、新自由主義路線を修正させるために参議院では大敗させようと、野党ではない何かも動き出しているような気がするのです。 派遣業に現を抜かし法理と道理を逸脱する集団の不祥事など、その保守派はいくらでも事実を掌握しているはず。投票日までに、あと2-3の爆弾を投下して、美しい国の虚無感を一層際立たせるはずです。 le 6 mercredi //墨塗り日記// 終戦直後の教科書は、軍国主義的要素が過分に入り込んでおり、新生日本の教科書発行の間までは、問題箇所を墨で塗り代用していました。本日の日記は、墨塗り日記。僕と限られた人しか意味が分かりません。 普段は■■も■■だけれど、いったん■■■■■■にします。 って、ことで■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■では、■■をします。■■■-■■-■■。 最近、■■■■■■■■から、■■■■■■■ですと■■■が。拒否する理由もないのですが、、、いろいろと■■■■■。 最初は■■■はたった■■で、名古屋の■■■■■■■■■?って。(この時点で■■■) 次の■■■■■■で■■■■■■■■■の結果と■■。 ■■■■■したことないけれど、って・・・ 普通、■■■■■って■■■■? そんなのは自発的に■■■■。■■■■■その人が決めればよい。頭にきました。ウキキキー 第一、■■■■■も■■■して、他人のを■■■■■■■■だし。 もちろん、■■■■■■■■はないと■■しました。 それを■■■■■■のかと考えたら、またウキキキー。 まったく■■■■■分からないものかしら? ヨーロッパの感覚じゃないわ!!嫌っ。 ●コメントにはお答えしますが、一日で削除しますこと、ご了承下さい。 le 5 mardi //今日もお茶する// 一度、平日の夜に行きたかったのですが、明日は定休日とのことなので、8:15に慌てて入店。もう少し早く終わった日にでも訪れたいです。 なんか感化されています。そういえば、家にも中国の小さな茶器がありました。それを雛人形のお飾りだと思っていたので、もう少し揃えて、部屋でも楽しみたいです。瀬戸の町でもぶらき歩きしましょうか。 ぶらり歩きと言えば、地方都市で過ごす週末。 行くか行かないか。どこに行くかは、本人の僕も直前まで分からない。天気予報を見て、アレコレ考えて。 le 4 lundi //私の旅日記// 日本チームの数ある投稿で10位中僕が二位と五位。これは自慢できることかしら。 って、HPに載せている旅日記などを簡易にして載せただけなのに。 そもそも、僕は写真の腕前は下手だと思っている。しかし、多くの人に良い写真を撮っていると褒められる。それは良い写真になる場所に行っているから。これが功を成したと思っている。 そう考えると、ウーマン号の性能と、名古屋という都市の位置にとても感謝するのです。 さて、今月は23日に35になります。カレンダーを見ると土曜日。少し特別な週末にするのなら、やはり毒沢鉱泉かしら? って全然変わり映えしないのですが。 そして7月には大白川野営場に泊まる。一人でいるなら、今年も上質な孤独な時間を楽しもう。 さて、次の週末は何して過ごしましょう? その次の週末が毎年恒例の梅の収穫。それで潰れる。そしてその次の週末が世界ウーマン節。 そろそろ地方都市で過ごす週末もしたいし。でもね色んな要素が絡むのですよ。そう考えていても、直前の天気予報でガラリと行き先を変える。どうしましょう。 le 3 dimanche //気になるホテル// ホテルは駅前とか中心市街地にあるもの。ところが邸宅街として名高く文京地区でもある八事に、気になるホテルがオープンしていました。 それは閉鎖した八事のマルベリーホテルをさらに豪華に宮殿風に改築したもので、プチながらシティー級の設備。 一度、食事がてら偵察しなくては。 //ありがとう// NLGRでのHIV検査。 毎回、実行委員の方々には心から感謝しております。ともすればHIVの拡散は、僕らの側の安易な性交渉と責められても当然な側面が強いのに、批難することもなく優しく門戸を広げて、僕らの健康に配慮してくれる。 土曜の検査と日曜の結果報告と二日して足を運びましたが、両日とも親切丁寧で迅速な応対。 感謝に尽きるとはまさにこのことです。 そして二日して同じ行動パターンですが、そのあと上前津により中国茶を頂く。今回は、マグノン君と共に三時間お話に興じる。 この二日に思ったことは、体が疲れない。 僕は、ドライブといったら日帰りで350キロとか平気でこなす。でも、それは結構疲れることなんです。二日間、名古屋に居て、移動距離は僅か。 明らかに違うことは普段感じる週末の疲れが全然ない。 でも、その隠し味は中国茶かもしれませんが。 le 2 samedi //次は計算ドリル// 脳力の劣化を恐れる僕は、最近、読めるけれど書けれない漢字力に危機感を感じています。また、誤字もあとで気がついたり、熟語を間違えて書いたり引用したり。 本日はマイケルジャクソンのcdを買ったついでに古本コーナーにより三省堂の大辞林を購入。pcの近くにおいて、調べることに躊躇しない。 あとは計算ドリルを買って僕の瀕死の数学脳を再生させなくては。 そうそう、今日は上前津にある中国茶の専門店によりました。何かと騒がしい大須界隈にあって、その店は本山?八事?って感じの静かな環境。お茶の飲み方も僕の想像とは違って、面白味に溢れるものでした。 明日は蜂蜜の香り漂うお茶に挑戦しよう! le 1er vendredi //12時間で4分// 先日届いたロシアの安価な自動巻きの時計。12時間で4分も進む。 遅れないだけ救われますが。 人間世界を便利にする諸々の家電製品や工業製品。今や、その流れはアメリカ・日本・西ヨーロッパの規格というか品質水準。 ところが離島では生物の進化は別なように、ソヴィエト−ロシア・東ヨーロッパの製品には独特なものを感じる。 精度は劣るものの単純が故に丈夫とか。その昔、函館空港に強制着陸したソビエト空軍のmig25 幻の最新鋭戦闘機といわれ、ソ連の強烈な返還要求を跳ね除けアメリカと日本は収奪して分解し研究。 ところが蓋を開けてみて驚いたのは、コンピューター技術は初期の段階で真空管を多用していたそうです。 |
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