南信州秘境巡り
その二
長野県上村⇒大鹿村
2005年5月3日
長野県上村【しらびそ峠】
前回の無念たるや例えるなら南アルプス級
ってことで、再度行って参りました

ところが南岸の前線がモタモタしていて
夜中三時出発、六時到着の張り切る僕に
またもや天気はどんより視界が利かない
車中でNHKの天気予報は聞いたのです。東海地方は昼前から晴れると。

昼前までに何時間あると思っているの!!

とブツブツ言いながら一人朝食を摂り、トランクを開けてある準備を。
車には登山用ステッキとそれ用の靴、軍手などがあります。

昼前までの時間潰しに山登りでもするかっ!

と、そそくさと準備。(因みに標高は2212m)
その日、誰よりも先に山に登るのは気分の良いものです

今回は鳥の鳴き声を録音する計画もあったので途中適当な場所に設置しようとMDも取り出す。

結果としては風のノイズが結構入るのと常時高音のシャーというノイズも入る。  それ用の高級なマイクを買うべきと心が傾く。

それでも人や車の音もなく、鳥たちの鳴き声はバッチシ。  良いBGMになりそうです。



霧がかかって歩いても汗ばまない。
これはこれで爽快なのです。
早朝の霧のかかった山も幻想的でした。
この山は木々が太くて立派。倒木がアチコチ。全体として苔むした岩肌や倒木。そして残雪と視界が開けない場所でもそれなりに見所のある登山道でした。
倒木の名残に苔が生す。
歩いていて思ったのは、京都とかの古刹にありそうな庭園ぽいじゃない!と。
全体として勾配も緩やかで歩きやすかったです。
これほど眺望の利かない山頂も珍しいと思う。特に見るべきものもなかったので5分と少しで下山の途。
下山してからしばらくして日の光も射すようになりました。
天気は回復傾向です。
下山しました。往復4時間と言われるコースなのに40分程度早めに戻る。
このあと、雲が取れるのを待ちながら車中で昼寝など。

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